アメリカの地域猫活動@その1
- 2011-03/02 (Wed)
- TNR(地域猫)活動
3月は地域猫月間やってますー☆
以下、旧ブログからの転写です☆
・・・・・・・
こんにちはー☆
ここんトコ、猫ばっか捕りに行ってます。
春は発情期やからねー、忙しいですねー!!
あ、猫捕りは売買や食用じゃないですよん。
“地域猫”とゆってね、
野良猫を避妊去勢して、
頭数を増やさないようにしつつ、
その猫を地域住人で責任を持って
生涯飼い続けるプログラムです。
何度も書いてるけど、
1匹の去勢していない猫が
6匹の猫を生み、
そのうちの3匹が避妊していない雌猫だとしたら
7年間で猫1匹から12万匹に増える計算。
(シェルターにあげられた看板より)
猫なのにネズミ算式、トムとジェリーです。
アメリカでは
去勢避妊こそが保健所の収容動物を減らす
一番効果がある方法だと言われていて、
実際、殺処分ゼロの国ドイツでは
ペットの避妊去勢が法律で義務付けられてます。
今回の地域猫の依頼は、
決して治安のいいとは言えない場所にあるアパート。
管理人さんや住人が可愛がり、
エサを与えた結果、
14年前には100匹もの野良猫がいたそうです。
当時は地域猫活動はモチロン、
アニマルレスキューの数自体が少なくて、
増え続ける猫に、
ゴミ箱の管理や苦情も重なり、
アパートの猫は一度保健所で殺処分されてしまいました。
それでもやっぱ猫で有名なアパートには
その後も猫を捨てに来る人が後を立たず、
アパートの管理人さんと住人は一念発起。
会議を開いた結果、
野良猫に避妊と去勢をしようと言うことになりました!!
猫が大好きなアパートの住人や管理人さんは、
所定の場所や、
自分のベランダにえさや寝床、トイレを置いて、
他の猫嫌いの住人さんから苦情が出ないように、
何度も話し合いをされたそうです。
今でこそレスキューが活動し
野良猫の避妊去勢手術は$20で済んでいます。
(この翌年からTNR活動は合法化され、
不妊去勢手術は無料になりました!)
現在は10年以上の努力が実り、
アパートに住みついている猫は把握できるようになったけど、
やはり猫を捨てる人が後を立たず、
レスキューに依頼して猫を捕獲&手術をされています。
このアパートはペット可のアパートやけど、
入居の際には
避妊と去勢の大切さ”を説明するそうです、偉っ!
長くなりました、実際の猫捕獲はまた次回に!!
- none
- ジャンル : 日記