ハワイ島のバックヤードブリーダー
- 2011-12/18 (Sun)
- USA動物事情
ハワイの動物事情、続きです☆
前回ハワイ島のアニマルシェルター
http://dearpaws.blog.fc2.com/blog-entry-118.html
ハワイ島を車で周遊していると
たくさんの「PUPPY SALE」のトラックや看板が目に泊まりました。
このトラックでは
猟犬のカタフーラカーの子犬10匹を売ってました。

大雨の中、クレートの中で身を寄せ合って寝ています
トーゼンのことながら子犬は全てオスです。
(メスは繁殖用に残したり、
他のブリーダーに高値で売れたりする)
販売していた男性の話によると子犬は純血で、
一番大きなサイズの子が$400。
オッドアイの子が$350.
一番小さな子は$150で譲っているそうです。
この男性は頻繁に繁殖&販売している様子で、
お客さんの信頼を得るために質のいい犬をと、
8週目までは親や兄弟と離したりはしないと話していました。
(大きさ的に年齢は嘘じゃないと思う)
また「売れ残ったらどうするの?」と聞いたら男性は
「自分が飼い続ける」とも。
動物愛護先進国のアメリカと言われていますが、
都心部を離れると動物の環境や扱いはまだまだで
ハワイ島に限らず田舎ではバックヤードブリーダーの方や、
外飼育や放し飼いにされている犬などもよく見かけます。
☆これも読んで☆
「バックヤードブリーダーへの手紙」byちゅーちゅー&パンプキンでござる。
http://chuchudegozaru.blog102.fc2.com/blog-date-20091217.html
同じ国でも文化や生活、習慣や近代化が違います。
土地が違えばウチがタブーだと思っていることも
善し悪しだけでは判断できないことがあるんですよね。
相手に対しても敬意と、違う価値観にも尊重を。
目の前にいる男性に目くじらを立てて
正論や動物愛護を説いて 、
自分の価値観やモラルを押し付けるのは全然違う。
人に悪意があるとか、野蛮とか。
土地や習慣、文化が違うのと同じように、
動物と人との関係や動物の位置関係が
ただ違うだけなのです。
ハワイ島がゆっくりとしたペースで変化するように、
動物の扱いもこれから変化していくと思います。
実際にハワイ島では譲渡や保護活動も盛んです。
自宅で子犬を産ませて販売することで
保健所の収容動物が増える事を知ったら
バックヤードブリーディングをやめる人がいるかも知れません。
バックヤードブリーダーからの購入をやめる人がいるかも知れません。
そして需要がなくなれば、
ブリーディングと言う習慣は自然消滅すると思います。

都心部ボルチモアのタウン誌の売り買いコーナー。
足裏マークは子犬の売り情報。
動物愛護先進国と言われるアメリカでも、
実際の現状は動物事情を知らない人により
売買が盛んなのが現状。
変化の流れが動物と人の両方にとって
優しい方向へ導かれることを願い
自分の居場所で出来ることに心をこめて続けたいと思いました。
前回ハワイ島のアニマルシェルター
http://dearpaws.blog.fc2.com/blog-entry-118.html
ハワイ島を車で周遊していると
たくさんの「PUPPY SALE」のトラックや看板が目に泊まりました。


このトラックでは
猟犬のカタフーラカーの子犬10匹を売ってました。




トーゼンのことながら子犬は全てオスです。
(メスは繁殖用に残したり、
他のブリーダーに高値で売れたりする)
販売していた男性の話によると子犬は純血で、
一番大きなサイズの子が$400。
オッドアイの子が$350.
一番小さな子は$150で譲っているそうです。
この男性は頻繁に繁殖&販売している様子で、
お客さんの信頼を得るために質のいい犬をと、
8週目までは親や兄弟と離したりはしないと話していました。
(大きさ的に年齢は嘘じゃないと思う)
また「売れ残ったらどうするの?」と聞いたら男性は
「自分が飼い続ける」とも。
動物愛護先進国のアメリカと言われていますが、
都心部を離れると動物の環境や扱いはまだまだで
ハワイ島に限らず田舎ではバックヤードブリーダーの方や、
外飼育や放し飼いにされている犬などもよく見かけます。
☆これも読んで☆
「バックヤードブリーダーへの手紙」byちゅーちゅー&パンプキンでござる。
http://chuchudegozaru.blog102.fc2.com/blog-date-20091217.html
同じ国でも文化や生活、習慣や近代化が違います。
土地が違えばウチがタブーだと思っていることも
善し悪しだけでは判断できないことがあるんですよね。
相手に対しても敬意と、違う価値観にも尊重を。
目の前にいる男性に目くじらを立てて
正論や動物愛護を説いて 、
自分の価値観やモラルを押し付けるのは全然違う。
人に悪意があるとか、野蛮とか。
土地や習慣、文化が違うのと同じように、
動物と人との関係や動物の位置関係が
ただ違うだけなのです。
ハワイ島がゆっくりとしたペースで変化するように、
動物の扱いもこれから変化していくと思います。
実際にハワイ島では譲渡や保護活動も盛んです。
自宅で子犬を産ませて販売することで
保健所の収容動物が増える事を知ったら
バックヤードブリーディングをやめる人がいるかも知れません。
バックヤードブリーダーからの購入をやめる人がいるかも知れません。
そして需要がなくなれば、
ブリーディングと言う習慣は自然消滅すると思います。



足裏マークは子犬の売り情報。
動物愛護先進国と言われるアメリカでも、
実際の現状は動物事情を知らない人により
売買が盛んなのが現状。
変化の流れが動物と人の両方にとって
優しい方向へ導かれることを願い
自分の居場所で出来ることに心をこめて続けたいと思いました。
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