ペットを迎え入れる時は計画的に！

• 2013-04/18 (Thu)
• Foster Dogs&Cats

飼い主さんの妊娠を理由に
飼えなくなった猫を引き取ってきました。


 
ミッシー、女の子、６歳

写真ではわからないけど、
ミッシー体重が１３キロあります。
（アニメに出てくる太った猫が可愛いと、
飼い主さんが意図的に太らせたそうです）

前回のフォスター猫クリスタルの９キロが最高かと思ったけど、
１０キロのラインを越えるとほんと、
持ちあげるのも一苦労です。

 

クリスタルはちょっと痩せて
新しいお家を見つけましたー☆

だもんで、トイレの出入りが出来ないので、
トイレのカバーは開けたまんまに汗。

 


他のレスキューやシェルターと同じように、
ウチの所属するレスキューでも爪除去手術は禁止しているのですが、
引き取ってくる猫の中にはすでに手術をしてしまっている子も。

爪除去手術は
家具を傷つけない、人を引っ掻かないと
人間にとって物質的な利点がたくさんあるのですが、
猫にとっては指を切り取られるのと同じ事。

しかも爪とぎが出来ないと言う事は
猫の生態にものすごいストレスをかけるので
多くの獣医さんも手術を推奨していません。

ミッシーも爪除去手術を受けているので
手先がすごーく小さいです。


※猫の爪除去や除去以外の引っかき対策→☆
※猫の爪除去手術とは→☆

爪除去手術と肥満で、
歩行困難までになってしまったミッシーは、
本人はのんびりしているけど、現状は生命にかかわる危機。


床ずれや皮膚炎で体中の毛が抜けています。

 

自分で舐めれないお尻はまみれ。
お風呂で洗っても皮膚がただれて膿が出ていました。

TNR(地域猫）で保護する猫が多くて、
基本的に飼い猫の引き取りはしないのですが、
太り過ぎたミッシーは恐らく
他のレスキューやシェルターでは殺処分の対象になってしまうだろうと、
引き取りに至った次第です。

猫飼って、爪取って、散々太らせて、
自分は妊娠したからもういりませんて、
これはもう無知が原因の静かな虐待じゃないかなーって。

飼い主さんに対しては正直、怒・怒・怒が
１００個くらい並びます。

妊娠も、ペットを迎え入れることも
将来の予想図をしっかり立てて計画的にと
犬猫たちと共にお願いしたいです。

ミッシーにもまずはきちんとした食事で
体重と体調を整えて
新しいお家を一緒に探せればと思います！！