本日 World Spay Day
- 2014-02/25 (Tue)
- USA動物事情
本日はSpay DAY と言う、
“不妊手術推奨の日”になります。
HSUSがこの日を設定して、
今年でちょうど20年になるそうです。
※SPAY DAY?→
アメリカも数十年前までは殺処分
ありきの動物事情でしたが、
不妊手術やマイクロチップの普及などで、
現在は収容された犬猫
の半数以上が新しい暮らしを手に入れています
(それでもまだまだ殺処分される動物の数は多いです)
今日はSPAY DAYと言う事で、
全米各地のシェルターや獣医さん
では
不妊手術の
格安キャンペーンなどを行っています

!!
数年前に日本の環境省
は
「この10年で犬猫の殺処分率を半分にする」と宣言しましたが、
不妊手術が周知のモノになれば、
その目標もアッ!ちゅーまに叶うんです
。
と言う事で3年前のSPAYDAYに書いた「クマでもわかる避妊と去勢」
の、
誤字や古いデ―タ―、 写真を差し替えて再掲載しまーす

!!
・・・以下、SPAYDAYの記事・・・
(悲しい画像があります)
「避妊&去勢」とは動物に手術をして
赤ちゃんが生まれないようにすること。
アメリカでは「避妊/去勢」手術は
保健所に収容される動物を減らす効果があるとして、
メリーランド州では生後8週間
になると、
手術をするシェルターが多いです
。
”手術は生後半年以降”
の国、日本で育ったウチからしたら、
あまりにも動物
の体が小さくて、
えーーー、大丈夫っ

!
っていつも心配になるんやけど、
獣医さん
は手慣れてるし、
手術は全身麻酔で痛くないので、
どの子も大丈夫みたい
。
ってか大人の動物より回復早い?
ケロッとしてます
笑。

シェルターで新しいお家を待つ子はみんな手術済み!
またアニマルレスキューをまったく知らない飼い主さんにも
避妊&去勢は病気(きんたまや子宮の病気)を防いだり、
手術をするとホルモンと言う
大人限定の物質が出なくなり、
動物が非行に走るのを防ぐことができるとして、
日本
より浸透しているように思います。

(手術をしていないと利用できないペットホテルやドッグランもあります)
日本ではペットへの不妊去勢手術に対して・・・・、
「自然に反する」
「人が命をコントロールするなんて」
「血統書つきだから子どもを産ませないともったいない」
「可愛いペットに痛みを与えたくない」
「うちは室内飼育だから大丈夫」
とアメリカより多くの方がそれぞれの理由で
あまり前向きではないような気がします。
ウチは今まで暮らしてきた環境で
「しない」と言う選択がなかったのやけど、
(過去ペットは家族が勝手に手術してたのでそんなものやと思ってた)
改めて避妊/去勢を考えると、
ウチ自身が人工的&人為的なものを
なるべく排除した生活を過ごしてるので、
したくないって気持ちもすごーいわかる

。
でも生まれてきた赤ちゃんの居場所がなくて、
すぐに殺されてしまうなら・・・。
生まれてたのに殺されてしまうのと
最初から生まれなくするのと、
どっちがいいの?
例えば1匹の猫
を未避妊&手術しないで)で
ほったらかしにします。
その猫が子猫を4匹産んで、
そのうち2匹がメス
で手術をしてないと、、
1年後には1匹の猫が50匹に増える
ことになります

(猫は多産で1年に4回妊娠することもできますー)
この計算でいくと7年後には・・・・。
42万頭っ
!
猫の繁殖の多さを示したシェルターの看板
42万匹って東京ドームで歌手が7回コンサート
した
お客さんの数とイコールです
。
猫なのに、
ネズミ算式に増えてきます!!
この42万匹を飼える家
があればいいです、
この何倍もの猫の面倒を見れる国土があれば素敵です。
でも実際には土地の面積にも限りがあるし、
エサ代
だって、
トイレの掃除
だって大変で、とっても無理。
そして生まれるだけ生まれて、
飼いきれなくなった動物はどこへいくのか・・・・・。
シェルター、保健所です。
ここは日本の人がよく読んでると思うので
日本
を例えにすると、
年間28万頭以上の動物が保健所で殺されています。
そのうち約20万頭は猫
で、
飼い主さんや新しい家
が見つからずに
保健所で殺されていきます。
その猫の多くは目の開いてない赤ちゃん猫
です。
って言うことは、
避妊と虚勢をみんながするようになれば、
約20万頭は殺されなくていい命になります
。

動物が守られていない今の時点では、
避妊/去勢をしないと言うことは、
動物をゴミ箱に捨てるのと同じ結果になります。
避妊&虚勢はたしかに不自然なことで、
動物に傷をつけることになるけど、
今の社会は人が飼える数より
生まれてくる動物の数が多くて、
行き場のない動物を殺し続けるしかありません

。
生まれてすぐに殺されるなんて。
殺されるために生まれてくるなんて。
そんな不幸のサイクルを止めるために、
生まれる前に生まれなくしてしまうのが、
避妊/去勢手術なんです。
この子たちが生きるも死ぬも人の意識次第です。
大切な命を人為的に断つことは
動物福祉の精神に反するのではないのか、
動物虐待じゃないの?と言う事もよく言われます。
「避妊/去勢はベストの政策なのか? 」
「人間の怠慢じゃないのか? 」
「もともとは人間が悪いくせに! 」
動物に限らず、命を扱うテーマには 常に
「?」が付きまといます。
でも「避妊/去勢」は
感情論や、善し悪しで判断する行為ではなく、
理性と必要か必要ないかで判断するテーマです。
そして実際にシェルターで死んでいく動物の多さを知ると、
「避妊/去勢」ってのは、
動物の安全と人の感情が出した苦肉の折衷案で、
今この時代には必要なことやと思います。

今、避妊&去勢をしておけば、
将来、殺される動物は減るし、
動物の数がコントロール&把握できるようになれば、
他の動物問題を考える余裕や解決、
必要な時間や設備、人員、資金の確保も出来るように思います。
そうなれば、もっと先の未来ではもしかすると
避妊や虚勢をしなくていいほど、
動物の環境が保護&改善されるかも知れない。
子犬でも子猫と同じ。
シェルターの収容数が追い付かなければ殺処分されます。
術後しんどそうなペットを見るのは辛いです、
赤ちゃんを産めないことは動物から親になる経験を奪います。
大事なペットの子供を見れないなんて残念です。
神様が動物に与えた生殖機能を私は奪えません。
動物問題を人の感情や習慣、
またはスピリチュアルな法則に当てはめると
きちんとした判断は難しくなります

。
でも、もし動物が人と同じように考え、
感情を持っていたとして、
子供が生まれたら。
そして自分の子供や孫が
いつか保健所で殺処分
されると知っていたら、
きっとこう言うと思います。
「私を手術してください。
自分では病院に行けない」
“不妊手術推奨の日”になります。

HSUSがこの日を設定して、
今年でちょうど20年になるそうです。
※SPAY DAY?→

アメリカも数十年前までは殺処分

不妊手術やマイクロチップの普及などで、
現在は収容された犬猫



(それでもまだまだ殺処分される動物の数は多いです)
今日はSPAY DAYと言う事で、
全米各地のシェルターや獣医さん

不妊手術の




数年前に日本の環境省

「この10年で犬猫の殺処分率を半分にする」と宣言しましたが、
不妊手術が周知のモノになれば、
その目標もアッ!ちゅーまに叶うんです


と言う事で3年前のSPAYDAYに書いた「クマでもわかる避妊と去勢」

誤字や古いデ―タ―、 写真を差し替えて再掲載しまーす



・・・以下、SPAYDAYの記事・・・
(悲しい画像があります)

「避妊&去勢」とは動物に手術をして
赤ちゃんが生まれないようにすること。
アメリカでは「避妊/去勢」手術は
保健所に収容される動物を減らす効果があるとして、
メリーランド州では生後8週間

手術をするシェルターが多いです




”手術は生後半年以降”
の国、日本で育ったウチからしたら、
あまりにも動物


えーーー、大丈夫っ



っていつも心配になるんやけど、
獣医さん

手術は全身麻酔で痛くないので、
どの子も大丈夫みたい


ってか大人の動物より回復早い?
ケロッとしてます






またアニマルレスキューをまったく知らない飼い主さんにも
避妊&去勢は病気(きんたまや子宮の病気)を防いだり、
手術をするとホルモンと言う
大人限定の物質が出なくなり、
動物が非行に走るのを防ぐことができるとして、
日本




(手術をしていないと利用できないペットホテルやドッグランもあります)
日本ではペットへの不妊去勢手術に対して・・・・、
「自然に反する」
「人が命をコントロールするなんて」
「血統書つきだから子どもを産ませないともったいない」
「可愛いペットに痛みを与えたくない」
「うちは室内飼育だから大丈夫」
とアメリカより多くの方がそれぞれの理由で
あまり前向きではないような気がします。
ウチは今まで暮らしてきた環境で
「しない」と言う選択がなかったのやけど、
(過去ペットは家族が勝手に手術してたのでそんなものやと思ってた)
改めて避妊/去勢を考えると、
ウチ自身が人工的&人為的なものを
なるべく排除した生活を過ごしてるので、
したくないって気持ちもすごーいわかる



でも生まれてきた赤ちゃんの居場所がなくて、
すぐに殺されてしまうなら・・・。
生まれてたのに殺されてしまうのと
最初から生まれなくするのと、
どっちがいいの?
例えば1匹の猫

ほったらかしにします。
その猫が子猫を4匹産んで、
そのうち2匹がメス

1年後には1匹の猫が50匹に増える




(猫は多産で1年に4回妊娠することもできますー)
この計算でいくと7年後には・・・・。
42万頭っ



42万匹って東京ドームで歌手が7回コンサート

お客さんの数とイコールです

猫なのに、
ネズミ算式に増えてきます!!

この42万匹を飼える家

この何倍もの猫の面倒を見れる国土があれば素敵です。
でも実際には土地の面積にも限りがあるし、
エサ代

トイレの掃除

そして生まれるだけ生まれて、
飼いきれなくなった動物はどこへいくのか・・・・・。
シェルター、保健所です。

ここは日本の人がよく読んでると思うので
日本

年間28万頭以上の動物が保健所で殺されています。


そのうち約20万頭は猫

飼い主さんや新しい家

保健所で殺されていきます。
その猫の多くは目の開いてない赤ちゃん猫



って言うことは、
避妊と虚勢をみんながするようになれば、
約20万頭は殺されなくていい命になります





避妊/去勢をしないと言うことは、
動物をゴミ箱に捨てるのと同じ結果になります。
避妊&虚勢はたしかに不自然なことで、
動物に傷をつけることになるけど、
今の社会は人が飼える数より
生まれてくる動物の数が多くて、
行き場のない動物を殺し続けるしかありません



生まれてすぐに殺されるなんて。
殺されるために生まれてくるなんて。
そんな不幸のサイクルを止めるために、
生まれる前に生まれなくしてしまうのが、
避妊/去勢手術なんです。


大切な命を人為的に断つことは
動物福祉の精神に反するのではないのか、
動物虐待じゃないの?と言う事もよく言われます。
「避妊/去勢はベストの政策なのか? 」
「人間の怠慢じゃないのか? 」
「もともとは人間が悪いくせに! 」
動物に限らず、命を扱うテーマには 常に

でも「避妊/去勢」は
感情論や、善し悪しで判断する行為ではなく、
理性と必要か必要ないかで判断するテーマです。
そして実際にシェルターで死んでいく動物の多さを知ると、
「避妊/去勢」ってのは、
動物の安全と人の感情が出した苦肉の折衷案で、
今この時代には必要なことやと思います。



今、避妊&去勢をしておけば、
将来、殺される動物は減るし、
動物の数がコントロール&把握できるようになれば、
他の動物問題を考える余裕や解決、
必要な時間や設備、人員、資金の確保も出来るように思います。
そうなれば、もっと先の未来ではもしかすると
避妊や虚勢をしなくていいほど、
動物の環境が保護&改善されるかも知れない。


シェルターの収容数が追い付かなければ殺処分されます。
術後しんどそうなペットを見るのは辛いです、
赤ちゃんを産めないことは動物から親になる経験を奪います。
大事なペットの子供を見れないなんて残念です。
神様が動物に与えた生殖機能を私は奪えません。
動物問題を人の感情や習慣、
またはスピリチュアルな法則に当てはめると
きちんとした判断は難しくなります



でも、もし動物が人と同じように考え、
感情を持っていたとして、
子供が生まれたら。
そして自分の子供や孫が
いつか保健所で殺処分

きっとこう言うと思います。

「私を手術してください。
自分では病院に行けない」

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