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  2. » 2014/03

不妊手術後も続くTNR活動

TNR活動(地域猫)は不妊手術をして終了ではありません 。

※アメリカのTNR活動読む?TNR活動記事一覧

今日は今まで非公開にしていた、
おおよそ300匹の猫の不妊手術に成功した後、
給餌を続ける猫レスキューの活動を紹介したいと思います☆

ウチが週に4日ほど
不妊手術の住んだ地域猫に給餌活動をしているのは
ボルチモアのダウンタウンにあるゲットーと呼ばれるスラム街。

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ドアや窓にコンパネが張り付けてある家は空き家ですが、
スクワッターと呼ばれる不法占拠者が済んでいたり、
ドラッグの売買やギャングのアジトに使われています。


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お水とフードを給餌。フードはウェットとドライを混ぜて。
この季節は水が凍るのでウェットの比重を多くします


もともと地元住人の方が何十年と餌やりをやっていて、
給餌を定期的に始める数年前から、
この方と一緒に野良猫の不妊手術を始めていました。

そのため地域の人にもTNR&給餌活動が知られているし、
地元住人の方が餌やりをリタイアされて任された後も、
この活動に文句を言う人はあまりいません。

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ゴミの中には寝床やフード入れに使えるトレイなどもたくさん 。

 adgerebhtbns.jpg 
ガレキやコンパネが、猫や餌を雨風からしのいでくれます

ソファーやベッドのマットレスも捨ててあって、
猫にはかっこうの日向ぼっこスペース 。
(この日は雪でお昼寝猫は見かけませんでしたー)

不法投棄のごみや、
スクワッターの人は路地裏で排せつをしているような街なので、
猫の排せつや行動に文句を言う人はいないですね。
いい意味でも悪い意味でも野良猫になんか無関心。
(そのため動物虐待などもスルーされてしまいます)

agarthbtsrnjt.jpg 
空き家から給餌を見守るニャンコ☆

これまでの7年間でこのスラム街の
(新宿南口から代々木駅くらいの広さ)
96%の猫が不妊手術をしてあるため、
ほとんどの猫は手術済みの耳カット
してます。

wfagrgtrhbtbrsh.jpg 

数年前までこのエリアは野良猫を捕まえることやTNR活動が違法で、
ブログでも活動報告が出来ませんでしたが、
今は市営のシェルターがTNR活動を推奨しています。

不妊去勢手術はシェルターからの支援で、
給餌用のフードは自腹がほとんどですが、
最近はペットフードメーカーやペットストアからも
物資支援をしてもらえています。

grtbhrtnjhtyjmn.jpg 
地域猫は頭数を管理しています。
週四回の給餌以外に医療手当や予防接種も更新し、
どの子も野良猫とは思えないほどコロコロです笑。


場所が場所なので決して安全ではありません。
給餌中、銃声を聞いたり強盗と遭遇したり。

でも地元住人の方のペットの医療費やペットフードを支援したりして、
住人たちとの関係は意外と良好なんですよね。
自分の裏庭で給餌をしてくれる人やお店も
少しずつ増えてきていいます。

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TNR活動は不妊手術をしたら終りと言う訳ではありません。

一代限りと言っても手術をした地域猫たちには、
人による継続的なケアが必要になってきます
(野良猫は家猫より平均的に寿命が短いです)

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軒下で給餌メンバーを待つ猫

この活動には資金やマンパワーの確保はモチロン、
なによりも地元住人の方の理解や協力が不可欠です

最初、スラム街に入ったころは、
地元住人の中には仕事がなかったり、
病気や貧困などで何かしらの援助が必要な場合、
“猫に給餌”と言うのはなかなか理解してもらえませんでした。
 
でも雨の日も雪の日も活動を継続して続け、
次第にアジア人のウチでもスラム街に溶け込むようになり(!)、
活動が認知&支援者も少しづつ増えてきました。

実際に違法だった時から何年もTNRや給餌活動している人がいて、
その実績を認める形で、
市がTNRの支援を始める&法的に野良猫を守るという奇跡が起きました。

(名目としては動物虐待の防止や狂犬病の蔓延を防ぐというのもあります)

こうして人同士の譲歩や交流、理解が生まれた時、
言葉で言い表せない””と言うのを、ビンビン感じます

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そんな人たちの暮らしている景色にはいつも、
穏やかに暮らしている犬や猫の姿があるように思います。

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プロフィール

Dear Paws

Author:Dear Paws
ライター&イエーな主婦&大学生
米国メリーランド州ボルチモア在住。シェルター(保健所)収容動物の引き取り&スラム街でのTNR(地域猫)活動など、アメリカで犬猫レスキュー活動中☆HSUS認定のEMERGENCY ANIMAL SHELTERING TRAINING(災害時動物支援&救援トレーニング)修了(2009年)。米国動物福祉NPO団体「Sunshine Smile」創立(2010年)。メリーランド神奈川県姉妹州委員会動物福祉コミッティ委員長(2013年)。記事や写真の転写&転載はお断りしています。リンクはフリーです☆

我が家の犬猫たち

ひなた

名:ひなた(犬)女の子.享年15-18歳
シェパード&チャウなどイロイロMIX。
08年、WV州で保護され我が家にやってきた野良ワン。食べる時以外はほとんど座布団化してる究極の寝犬。見た目のわりに気が小さく、生後3か月のフォスター猫にも先住犬のポジションを奪われる。モーレツな肉球臭を発生中! 2018年8月逝去。

きんぎょ

名:きんぎょ(猫)女の子。推定11歳
キジトラ猫.08年11月、地域猫から我が家のネコに。納豆、こんにゃく、海草、蕎麦etc. が好きなベジタリアン猫で、洗面台で洗顔したり、二足立ちや「お座り」と不思議な技を次々と披露。 なかなかの猫格者(人格者)で、フォスター動物が一番信頼する存在。でもフォスター犬に襲われて以来、犬に対して攻撃的な態度を 見せることも。

KAYA

名:KAYA(犬)女の子。享年13歳
ラブ&シェパMIX.13年8月より最長記録で預かっているフォスター犬。飼育放棄で我が家へ来て、20キロ近いダイエットに成功。持病のほかに、人に慣れない、ほかの犬を襲うなど紆余曲折ありましたが、すっかり家族の一員。家族への愛情が誰よりも強い、優しい子。2015年10月、脾臓癌で急逝。

そぼろ

名:SOBORO(猫)女の子。推定5歳
サビ猫.15年09月、甘えん坊ですが反射で強く噛むため、なかなか良縁に恵まれず、地域猫&フォスター猫から我が家のネコに。でもどんな苦境でもシャーしない、ご機嫌ニャンコ。おめめがいつでもキラキラ~☆

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