日本、殺処分ゼロへの覚書2
- 2014-06/18 (Wed)
- Think About Animals
やー、ようやく東海岸も夏日
です!
が、野良猫たち
にとって冬
とは違う厳しさが到来

給餌
でもありえない数のゴッキー
やカビ、
突然の大雨
と奮闘しております
。

気ままな猫らの姿に和まされております☆
さてさて今日は前回・行政編に続き、
日本の犬猫殺処分ゼロ
へ向けての覚書PART2を、
企業ができる取り組みから考えてみたいと思います
。
【企業が出来る一歩】
#1 動物を売らない、産ませない
日本ではペットはペットショップで買うのが主流ですが、
それではいつまでたっても命を命と思わない、
量産型のブリーダーさんや素人ブリーダーさんが横行してしまいます。
チェーン店や大型のペットショップは模範例になるべく、
諸外国の動物を売らないペットストアをモデルに、
店舗を保健所や動物愛護団体に保護されている動物に提供し、
譲渡会の開催やイベントをサポートするようにしていき、
「ペットショップで買う」という事が時代錯誤な考えであると言う姿勢を
示していければと思います。
<参考>アメリカのペットストア
#2 ペット業界に従事しない企業も積極的に動物福祉に参加
これはペット事情だけではありませんが、
これからの企業や社会の成り立ちは
社会貢献をしながら利益を得る、
利益のいくらかを社会に還元して関わっていくと言うことが
当たり前になっていくと思います。
実際に海外では一般企業が様々な慈善活動やチャリティに参加しています。
例えばある一定期間の売り上げの数%を保健所に寄付するなどし、
ペットとは直接関係のない顧客に保健所に収容されている動物の存在を
周知&興味を持ってもらえるチャンスにもなります。
地元の商店街などならTNR活動を積極的に行う事で地元地域に貢献、
より地域密着型の生業が可能になっていくと思います。
<参考>ピザを食べて動物を救おう!(アメリカ)
#3 動物福祉とほかの福祉活動を一緒に
#2で上げた利益を動物福祉に還元するのではなく、
動物福祉そのものを社会貢献のために役立てる方法がないか
現在の仕事と照らし合わせてアイデアを出して頂きたいと思います。
例えば海外では保健所収容動物をセラピーアニマルに育成し、
老人ホームや養護施設、病院を訪問したり、
保健所収容動物のトレーニングを通じて少年院や刑務所の
受刑囚の方の校正に役立てたりしています。
また資源をリサイクルしたペットグッズを販売する企業もあります。
<参考>刑務所や少年院でのドッグトレーニング
#4 保健所収容動物や動物事情の情報量を社会に提供する
海外ではTVや雑誌、獣医さんはモチロンのこと、
様々な場面で動物事情が無償で提供されています。
アメリカでは犬や猫、野生動物などから
保健所の収容動物や活動家の人にスポットを当てた専門番組が
いくつも放送されています。
個人経営の方なら店先に、
ブログやフェイスブック、ウェブサイトをお持ちならバナー等に
迷子や里親募集情報などをちょっと掲載することも可能です。
日本では圧倒的に動物に関する情報が少なすぎます。
情報量が増えればペットショップへ行く前に、
保健所からの譲渡を検討する方も増えると思います。
また表舞台に立つ方なら動物福祉活動に参加したり
チャリティイベントを開催することで、
動物福祉にスポットを当てることが可能だと思います。
<参考>アメリカの動物福祉の情報量
と言う事で2回にわたり、
行政や企業が出来る殺処分ゼロへの一歩を書きあげて来ましたが、
やはり最終的には国民一人一人の意識と選択に託されているように思います。
ではでは次回は一人ひとりが出来る殺処分ゼロへの一歩を書いていきたいと思いまーす☆


が、野良猫たち




給餌


突然の大雨





さてさて今日は前回・行政編に続き、
日本の犬猫殺処分ゼロ


企業ができる取り組みから考えてみたいと思います


【企業が出来る一歩】
#1 動物を売らない、産ませない
日本ではペットはペットショップで買うのが主流ですが、
それではいつまでたっても命を命と思わない、
量産型のブリーダーさんや素人ブリーダーさんが横行してしまいます。
チェーン店や大型のペットショップは模範例になるべく、
諸外国の動物を売らないペットストアをモデルに、
店舗を保健所や動物愛護団体に保護されている動物に提供し、
譲渡会の開催やイベントをサポートするようにしていき、
「ペットショップで買う」という事が時代錯誤な考えであると言う姿勢を
示していければと思います。
<参考>アメリカのペットストア
#2 ペット業界に従事しない企業も積極的に動物福祉に参加
これはペット事情だけではありませんが、
これからの企業や社会の成り立ちは
社会貢献をしながら利益を得る、
利益のいくらかを社会に還元して関わっていくと言うことが
当たり前になっていくと思います。
実際に海外では一般企業が様々な慈善活動やチャリティに参加しています。
例えばある一定期間の売り上げの数%を保健所に寄付するなどし、
ペットとは直接関係のない顧客に保健所に収容されている動物の存在を
周知&興味を持ってもらえるチャンスにもなります。
地元の商店街などならTNR活動を積極的に行う事で地元地域に貢献、
より地域密着型の生業が可能になっていくと思います。
<参考>ピザを食べて動物を救おう!(アメリカ)
#3 動物福祉とほかの福祉活動を一緒に
#2で上げた利益を動物福祉に還元するのではなく、
動物福祉そのものを社会貢献のために役立てる方法がないか
現在の仕事と照らし合わせてアイデアを出して頂きたいと思います。
例えば海外では保健所収容動物をセラピーアニマルに育成し、
老人ホームや養護施設、病院を訪問したり、
保健所収容動物のトレーニングを通じて少年院や刑務所の
受刑囚の方の校正に役立てたりしています。
また資源をリサイクルしたペットグッズを販売する企業もあります。
<参考>刑務所や少年院でのドッグトレーニング
#4 保健所収容動物や動物事情の情報量を社会に提供する
海外ではTVや雑誌、獣医さんはモチロンのこと、
様々な場面で動物事情が無償で提供されています。
アメリカでは犬や猫、野生動物などから
保健所の収容動物や活動家の人にスポットを当てた専門番組が
いくつも放送されています。
個人経営の方なら店先に、
ブログやフェイスブック、ウェブサイトをお持ちならバナー等に
迷子や里親募集情報などをちょっと掲載することも可能です。
日本では圧倒的に動物に関する情報が少なすぎます。
情報量が増えればペットショップへ行く前に、
保健所からの譲渡を検討する方も増えると思います。
また表舞台に立つ方なら動物福祉活動に参加したり
チャリティイベントを開催することで、
動物福祉にスポットを当てることが可能だと思います。
<参考>アメリカの動物福祉の情報量
と言う事で2回にわたり、
行政や企業が出来る殺処分ゼロへの一歩を書きあげて来ましたが、
やはり最終的には国民一人一人の意識と選択に託されているように思います。
ではでは次回は一人ひとりが出来る殺処分ゼロへの一歩を書いていきたいと思いまーす☆
スポンサーサイト
- none
- ジャンル : ペット