新しいフォスターはコート(訴訟)ケース
- 2018-12/15 (Sat)
- Foster Dogs&Cats
2週間前、ベリーが巣立ってすぐに
新しいフォスター犬LULUが来ました。

ラブラドールとピットブルMIXのLULUは
とっても甘えん坊で元気な女の子。
顔がラブで体がピットブルなんですよね、めっちゃ力が強い!


指先まで筋骨隆々、筋肉美にうっとり
いつも預かる前に犬の情報をもらいます。
でも同じシェルターやコーディネーターからでも
その情報量は多い時もあれば少ない時もあります。
LULUの場合は「猫OKの犬だから預かって」とだけ。
我が家にとっては「猫OK」が一番大事な要素なので
そこさえクリアになっていればどんな犬でも受け入れるんですが、
来てから判明、
LULUは猫にすんごく攻撃的
今までも来てから猫がダメだった犬は何匹かいたけど、
激しさで言えばLULUは歴代NO1。
ある時は固定されたゲートを体当たりで突き破って部屋から飛び出し、
猫に襲いかかりました。
(猫専用の小さな穴に猫が逃げ込み、事なきを得ました)










LULUの新発見はそれだけではありませんでした。
うちに来たLULUは首輪ではなくボディハーネスだけを着けていました。
何も気にしないでそのハーネスを外し数時間後、
外に連れて行こうと首輪をつけようとしたら、、、、
唸ります。









ネックセンシティブ(首が繊細)な子はわりといて、
そう言う場合はボディハーネスを使うんですが、
LULUはハーネスをもう一度つけようとしても唸ります。
体や首でも撫でられるのは平気なのに、
首輪やハーネスは嫌と言うことらしいです、なるほどー。


数日後、首周りに大きな傷跡があることがわかりました
信頼関係が出来れば自然と収まることも多いですが、
部屋の外には離している猫が4匹おるし、
リードなしで部屋からLULUを出すのは不可能。
それでネックセンシティブな犬への対応を試してみると2,3回で
治りましたーーー!!
来てすぐやったし、警戒心からの一時的な反応かもしれないけど、
首輪をポジティブな結果と関連付けしたので、
今は首輪を見ると小躍り(?)して喜びます。
で、無事にトイレを終えたその後、
またまた新事実が発覚。
LULU,フードアグレッシブです。
前のレスキュー団体は難しいケースの犬が多かったけど、
普通、シェルターはフードアグレッシブの犬は
外のグループやシェルターに委譲しないんですけどね。
やー、久々に出会ったわ、
フードアグレッシブ子ちゃん。
それで昔習ったフードアグレッシブな子への対応を試すと、
2,3日で治りましたーー!!


恩師に頂いたフードアグレッシブ犬への対応良書
(今までこの本を紹介していなかった自分が信じられない!
犬のほかのhobiaにも応用できる対応策が書かれています)
LULUの情報が少なかったのは
もしかしたらこれが理由やったのかな。
LULUの元々の飼い主さんがある罪で現在控訴中で、
余罪でLULUに対する動物虐待もついているそうです。
写真はブログに公開できないのですが、
アニマルコントロールに保護されたLULUは
スパイクカラーで締め上げられた首から血を流し、
ガリガリに痩せて自立も難しいほど痩せていました。


乳房が大きいので保護前に出産していたように思います。
LULUは人に好かれたい、いい子でいたい性格も手伝って、
人の話をよく聞き、飲み込みがとにかく早い!
飛びつきグセは2,3回背中を見せるとやめたし、
トイレトレーニングも2日で100%マスター!!
ええ子やー、ええ子やー!!
「キャット(猫)」と言うコマンドもすぐに覚えたので、
猫に飛び掛りたい衝動もずいぶんと抑えられるようになりました。
(フードアグレッシブやキャットコマンドはLULUにとって根深い/本質的な反射で、
対応を継続すれば管理できるというレベルで治ったと表現しています)
でもやはり家の中で自由にするほどではないので、
今、ほかの預かりさんを探してるのですが、
LULUは犬や小さな子どももダメなのでちょっと苦戦中。


猫問題以外、我が家に馴染んできているLULUさん
LULUのように動物虐待された保護犬は少なくありません。
中には扱いにくい行動を取る犬もいるけど、
虐待されてたとか、かわいそうとか、怖いとか、トラウマとか、トレーニングしなきゃとか、
人が勝手につけた思い込みのタグを外して
犬や原因をシンプルに見てやると多くの場合、
大騒ぎするような問題なんてめったに残らないんですよね。
LULUの場合は持ち前の性格のよさもプラスに大きく働いていますが、
たとえ壊れたように見える犬でも
良くなる方向に軌道修正しようとする力を内側に持っています。
それが生命力やとウチは思っています。
命ある限り持ち続けることができる
生き物共通の力です。
その力は身体や性格、行動だけでなく、
外側の世界や関係も修復することが出来ます。
保護犬達と前のオーナーとの関係が完全に壊れていても、
それは人間とやり直せないと言うことではありません。
犬はどんな経験をしても、何歳になっても、
新しい人と出会い、素晴らしい関係を築き、
家族になることが出来ます。
犬や生命力がポジティブな方向に進むように、
ウチも前を向いて動物や人に接していきたいと思います。
新しいフォスター犬LULUが来ました。

ラブラドールとピットブルMIXのLULUは
とっても甘えん坊で元気な女の子。






いつも預かる前に犬の情報をもらいます。
でも同じシェルターやコーディネーターからでも
その情報量は多い時もあれば少ない時もあります。
LULUの場合は「猫OKの犬だから預かって」とだけ。
我が家にとっては「猫OK」が一番大事な要素なので
そこさえクリアになっていればどんな犬でも受け入れるんですが、
来てから判明、
LULUは猫にすんごく攻撃的
今までも来てから猫がダメだった犬は何匹かいたけど、
激しさで言えばLULUは歴代NO1。
ある時は固定されたゲートを体当たりで突き破って部屋から飛び出し、
猫に襲いかかりました。
(猫専用の小さな穴に猫が逃げ込み、事なきを得ました)










LULUの新発見はそれだけではありませんでした。
うちに来たLULUは首輪ではなくボディハーネスだけを着けていました。
何も気にしないでそのハーネスを外し数時間後、
外に連れて行こうと首輪をつけようとしたら、、、、
唸ります。










そう言う場合はボディハーネスを使うんですが、
LULUはハーネスをもう一度つけようとしても唸ります。
体や首でも撫でられるのは平気なのに、
首輪やハーネスは嫌と言うことらしいです、なるほどー。




信頼関係が出来れば自然と収まることも多いですが、
部屋の外には離している猫が4匹おるし、
リードなしで部屋からLULUを出すのは不可能。
それでネックセンシティブな犬への対応を試してみると2,3回で
治りましたーーー!!
来てすぐやったし、警戒心からの一時的な反応かもしれないけど、
首輪をポジティブな結果と関連付けしたので、
今は首輪を見ると小躍り(?)して喜びます。
で、無事にトイレを終えたその後、
またまた新事実が発覚。
LULU,フードアグレッシブです。
前のレスキュー団体は難しいケースの犬が多かったけど、
普通、シェルターはフードアグレッシブの犬は
外のグループやシェルターに委譲しないんですけどね。
やー、久々に出会ったわ、
フードアグレッシブ子ちゃん。
それで昔習ったフードアグレッシブな子への対応を試すと、
2,3日で治りましたーー!!




(今までこの本を紹介していなかった自分が信じられない!
犬のほかのhobiaにも応用できる対応策が書かれています)
LULUの情報が少なかったのは
もしかしたらこれが理由やったのかな。
LULUの元々の飼い主さんがある罪で現在控訴中で、
余罪でLULUに対する動物虐待もついているそうです。
写真はブログに公開できないのですが、
アニマルコントロールに保護されたLULUは
スパイクカラーで締め上げられた首から血を流し、
ガリガリに痩せて自立も難しいほど痩せていました。




LULUは人に好かれたい、いい子でいたい性格も手伝って、
人の話をよく聞き、飲み込みがとにかく早い!
飛びつきグセは2,3回背中を見せるとやめたし、
トイレトレーニングも2日で100%マスター!!
ええ子やー、ええ子やー!!
「キャット(猫)」と言うコマンドもすぐに覚えたので、
猫に飛び掛りたい衝動もずいぶんと抑えられるようになりました。
(フードアグレッシブやキャットコマンドはLULUにとって根深い/本質的な反射で、
対応を継続すれば管理できるというレベルで治ったと表現しています)
でもやはり家の中で自由にするほどではないので、
今、ほかの預かりさんを探してるのですが、
LULUは犬や小さな子どももダメなのでちょっと苦戦中。




LULUのように動物虐待された保護犬は少なくありません。
中には扱いにくい行動を取る犬もいるけど、
虐待されてたとか、かわいそうとか、怖いとか、トラウマとか、トレーニングしなきゃとか、
人が勝手につけた思い込みのタグを外して
犬や原因をシンプルに見てやると多くの場合、
大騒ぎするような問題なんてめったに残らないんですよね。
LULUの場合は持ち前の性格のよさもプラスに大きく働いていますが、
たとえ壊れたように見える犬でも
良くなる方向に軌道修正しようとする力を内側に持っています。
それが生命力やとウチは思っています。
命ある限り持ち続けることができる
生き物共通の力です。
その力は身体や性格、行動だけでなく、
外側の世界や関係も修復することが出来ます。
保護犬達と前のオーナーとの関係が完全に壊れていても、
それは人間とやり直せないと言うことではありません。
犬はどんな経験をしても、何歳になっても、
新しい人と出会い、素晴らしい関係を築き、
家族になることが出来ます。
犬や生命力がポジティブな方向に進むように、
ウチも前を向いて動物や人に接していきたいと思います。
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