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7月の活動報告・その1


 7月の活動報告は長くなったので、
2回に分けて書きまーす!!

野良&地域猫が忽然と姿を消した2019年・前半。


数か月ゼロ匹だった
黒猫の楽園には2匹戻ってきました!

このスラムも
都市開発が進んでこの数年は、
猫だけじゃなく人もどんどん減っていました。

顔見知りだった人たちも町を出て行っていたので、新規開拓。
(合法的に住んでそうな)住人の方に猫のことを聞いて回りました。


スクワッターさん(不法占拠者)がどんどん追い出され、
街はスラムと言うより幽霊街になりつつあります^^;


何軒目かのお宅でお話を聞いた方が、
最近この界隈で猫を捕まえている人を知っているということで、
日を改めて会いに行くことにしました!

会いに行く前からどんな人か聞いていたのですが、
猫を捕まえていたのは、
このエリアが地元ではないギャングの皆さん。
(文章を和ますため以降「わんぱくさん」と表現します)


元々いくつかあったわんぱくグループが街を去ったので、
新しく入っていらっしゃったんですかね???


5月に空き家の壁に書かれた落書き。
わんぱくさんが自分のテリトリーを示す意味だそうです。


わんぱくさん達は猫捕りに関しては素人で、
捕獲機を使わず
手づかみで猫を捕まえているみたい。
と言う事は捨て猫&人馴れした子だけ??


お話を聞いた時もキャリーを持っていはりました。

ウチも人の事言えないんですが、
みなさんの英語のなまりが強くて、
関西弁のイントネーションが出るウチの英語とで、
会話が結構チグハグ^^;


一応「捕まえた猫を売ってくれるなら私が買うよ」と伝えておきました。

猫が減った理由のひとつは分かったものの、
これ以上、この問題に介入することは出来ません。
何年通ってもアジア人のウチはここでは永遠にアウェイやし、
当たり前の事もここではルール違反になる事もありますしね。
※関連記事:アニマルポリス

決して出し渋りしているわけではないんですけど、
わんぱくさんがこのエリアに来て、
猫を取り始めたきっかけに知人が関係していたり、
捕まった猫の行く末とか書けないことが多くて・・・・。

地域猫から始まり、レスキュー活動、
(↑久々の絵文字連発!こー言う時、めっちゃ便利やな!!)

・・・夢を見ているようで、
なんかよーわからんけどイロイロ。
自分の中で上手く収めることが出来ませんでした。


それで気持ちを整理したいなーって
気分転換で行った
やモグラ叩きで元気戻って、
最終的にアメリカのAMAZONで写経にたどり着く。
("Shakyo"や”Chinese Calligraphy"で検索したら出てきます。
筆ペン付きのセットで買いましたー!)



そしたら写経がすんごく良くって!

若い時にお経を暗記した時には、
「空」や「無」って言う言葉を、
自分や人生を否定するような意味で捉えてたんですよね。

今回はね、なんかお経の意味がまっすぐ入ってきた感じ、
この二つの文字を「愛」って言葉に置き換えるともうね、完璧&無敵やん。

私もいない、あなたもいない、身体も罪もなーんもない。
(「なぜならもともと完璧やから!」←お経ハイ継続中です)

頭の中でドコとお経がどう繋がったのか上手く言えないけど、
なんかほんとすんごいイッキに腑に落ちたんですよね。
それはもう長い事たまってたが出たような爽快感。
(↑絵文字、大活躍!!)

この世界っていう夢をずっと見てたんやなって。

それやったら例えば、
この猫が減ったって言う夢を「愛」に置き換えて、
今までとは違う言動で夢を楽しい内容に上書きしていこうと。
お経には生も死も時間もないって書いてあるけど、
自分で生きてるって思ってる以上夢の中に居続けるわけやし、それなら尚更。



「生きる目的は人生を楽しく過ごすんじゃなくて、
人生と言う夢から目覚めること」
(by:般ニャ~心経)

そんなんでふと思いついたんですよね。

数年前までエデュケーションのイベントなんかもして、

今よりもっと地元の人と連携が密やったのに、
都市計画でどんどん人が減ってしまっていて、
そう言う活動をずっとしないままでいたなーって。


数年前まで定期的に開催していた
エデュケーションイベント

それでこれを機会にもう一度ローカルの人と繋がっていこうと。

今回の聞き込みをきっかけに出会った、
猫好きさんや地域猫に理解のある地元の人に、
猫のフードや医療費を支給するので、
自宅の裏庭での餌やりをお願いすることにしました!!

それでまたこのエリアの猫ネットワークが強くなればいいなと思います。

そんなこんなで長くなったので次回に続きまーす!

バーンキャットを牧場にお届け

 先月、ネズミ番の仕事を見つけた地域猫を
バーン(牧場/納屋)へ届けに行きました!

いつもはバーンキャット専門のボラさんに
牧場探しや搬送、セッティングまでお任せしていますが、
今回はレスキュー仲間が隣州に牧場を購入
&新居祝いにバーンキャットをリクエストされました!


ロードトリップ日和!片道3時間のDAY TRIP!

バーンキャットとは、
人馴れしていない保護猫/野良猫や
室内飼育より室外生活が向いている猫を殺処分しないで、
牧場や倉庫に里親に出すシステムです。

猫たちは牧場や倉庫でネズミ番と言う仕事をしながら、
食事や寝床、医療などのベネフィットを受ける、
いわばワーキングキャット、立派な働く猫たちです☆
【過去記事】
バーンキャット(牧場猫)って?


今回届けた子は比較的人に慣れている元野良ニャン。
【関連記事】家猫とバーンキャット。それぞれのハッピーエンド

猫は場所に馴染むので、
バーンキャットは届けたら数週間、ケージの中で過ごします。



個体差はありますが大体2週間~3週間くらい入れておいて、
「ここにいればご飯がもらえる」と猫が認識したら、
ケージから出してやります。


数日前に来たケージ飼育中のバーンキャットたち

今回ウチが届けたのは1匹ですが、
大体どこの牧場も4匹~数十匹のバーンキャットを飼っています。


人懐っこい先輩バーンキャットは一度譲渡され、
室内でのマーキングがひどくて里親さんから戻ってきた子。


レスキューをやっている友人らしく、
牧場には保護犬や保護ヤギ、保護ヒヨコもいました!!


窓越しに感じる熱い視線。保護犬は3匹いました。

ボルチモアは競馬や酪農も盛んで、
畜産動物のレスキューも意外と活発らしいです。
ヤギやヒヨコ達は倒産した牧場からアダプトされました!


まだ子ヤギ、これからもっと大きくなります!


フォスター猫の部屋にヒヨコの温室(右側)がありました!

知人の家にはフォスター猫が6匹、
自分の猫(室内飼育)が4匹、
バーンキャットが4匹いました。


この日の気温32度。冬用の温暖ハウスに入っているバーンキャット。
※電源は切ってあります

バーンキャットを引き取る牧場は冬場、
猫たちに温かい寝床を提供することが
引き取る際の条件のひとつになっています。

【関連記事】
猫の寒さ対策

友人の家は動物が寝泊まりする建物に暖房が完備していて、
それ以外にも屋外にこの温暖ハウスや、
猫が暖を取れる手作りシェルターがいくつもセッティングされていました。


キャリーの内側に断熱材を張り、藁が敷き詰めてあります
【関連記事】
外猫の越冬用シェルターを手作り


友人はすでに近所の牧場主さんとネットワークを持っていて、
これからバーンキャットが必要な牧場との仲介をしてくれます☆

今活動しているスラム街の都市開発が進む前に
すべての猫を牧場に移動させるのが
目下の目標なので
この申し出は本当にありがたいですー!!


牧場からの帰り道。田舎においしいピザ屋さんがありました!
(大学のレポート期間中に猫を届けに行ってました。
この時はまだ
翌週の再提出地獄を知らず、小旅行を満喫してます)


4月の活動報告

 4月のTNR&フィーディング(給餌)報告です。

大通りに面した
空き家の取り壊しが進み、
4月はいよいよスラム街の中でも取り壊しが始まりました。


餌場にしていた空き家が2日後に行くと瓦礫に

この餌場に来ていた猫は1匹。
取り壊しの後姿を消したので心配していたけど、
先日、違う餌場にひょっこり現れてくれました。良かった!



家猫に向かない野生味あふれる猫をネズミ番として引き受けてくれる
バーンハウス(牧場)の応募が今リストにないんですが、
TNRの済んだコミュニティキャット(地域猫)も再び捕まえ、
順次バーンハウスに移していきたいと思っています。

10年前、このエリアにいた300匹近い猫たちも、
TNRや譲渡を続けて今では40匹ちょっとまで減りました。

このエリアの都市開発の速さに追い越されないように
残ったすべての猫を引き上げることが今の目標です。


一時期20匹くらい猫がいた大きな餌場も、
今は5匹くらいに減りました


ただ、都市開発が進むのに並行して
ほかのエリアから移動してくる野良猫たちや
捨てられるペットの多さが想定外でして、
トラップの数や保護場所にも限りがあり、
既存のコミュニティキャットたちまで手が回らない現状。
(元飼い猫のほうがここの環境で生き延びれないので
優先的に捨て猫を保護しています)

今月の新顔さんリスト





4月半ばには待ちに待ったTNRクリニックが再開したので
活動時はトラップを3台常備してたんですが、
そういう時に限って猫と出くわさないと言う、
タイミングの悪さが目立つ後半戦になりました。

それにもともと飼い猫だった捨て猫は
比較的トラップにも入りやすいんですが、
野良や一度トラップされたコミュニティキャットたちは
ほんとーーに用心深い&頭がよくって
なかなか捕まえることが出来ません。


1:トラップを2台仕掛けます。


2:奥のトラップには捨て猫が入っています。
そのトラップの前で別のトラップに入らなかった
新顔の野良猫がくつろいでます、どや顔で見られてる!


その後ろのトラップに入った猫はちょっとナーバスですが、
撫でれるし、返事をしてくれます。



保護した時に負傷していて当面は投薬が必要なので、
家で様子を見ながら里親さんかバーンハウスを探したいと思いまーす。


さてさて、本日の報告が平成最後のブログになります。

天皇陛下、本当に長い間ありがとうございました。
陛下の時代に生きれたことを心から感謝しています。
これからの時間は皇后さまと穏やかに暮らされますよう。

そして迎える令和では平成の向かい風が
動物と人にやさしい時代の追い風へと変わりますように。

次回の更新は新しい時代、令和で!

週末のTNR祭り

26日はNational Dog Day(国際犬の日)。
でも土日は前夜祭から続くTNR祭りでした!


ウチを含むトラッパー(猫捕り)3人で目標保護数は19匹!
(当初28匹の予定でしたがトラップが19台しか集まりませんでした)


トラッパーさんと各自が担当する場所を打ち合わせ中

一人のトラッパーさんがドロップトラップを貸してくれました。
これで用心深い子も捕獲しやすくなります☆


手前がドロップトラップ、奥がレギュラートラップです

トラップの時間は朝7時~昼1時まで約6時間。
トラップに臭いの強い餌を入れて次々に接置していきます。








釣りと一緒で忍耐力が大切になります。
そして猫が捕獲器に入ったときの喜びと言えば150kg級カジキです!



こんなかわゆい子達が釣れます、にゃはー☆

トラップを仕掛けてすぐに捕まる時もあれば、
何時間待っても捕まらない時もあります。

3日間のTNRの成果は、
1日目5匹、2日目6匹、3日目が5匹、合計16匹でした。


そのうち6匹は成猫で人馴れしていたので、おそらく捨て猫。
初日に保護した3匹の子猫と一緒に里親さんを探します。


この子は後をついてくるほど人慣れしていました。
抱っこしてトラップに入れました

(無料不妊治療をしてくれるシェルターは
TNR支援が名目なのでトラップに入っている猫しか受け付けません)

残りの7匹のうち3匹は医療手当てが必要と言うことで、
ほかのトラッパーさんの家で療養してから、
戻れる子は元の場所に戻します。

この辺りは都市開発で空き家の取り壊しが進んでいるので、
対象地域で捕まえた子は元の場所には戻さず、
引き取ってくれる牧場を探します。


この子は一つ前のブログ記事の1枚目の写真の子。
避妊済みでしたが取り壊し予定の場所にいたので、
今回もう一度保護&バーンキャットになります。


3日間でリストに載っていなかった猫も捕獲したので、
まだ10匹ちょっとTNRの必要な猫達が残っています。

ウチもそうですが基本的にトラッパーは個人活動なんですよね。
でも今回のように皆でやると、
一人でやるより多くの数を保護できる達成感もあるし、
人と目標や苦楽を共有して活動するのもなかなかオツです。

目標は達成できなかったけど、
今回はみんなで「楽しかったねー」とHUGして終わりました。

今後も定期的にTNR祭りをしようねと言うことになりました^-^

4月の活動報告

ウチがTNR活動をしているエリアでは
都市開発が急速に進んで空き家が取り壊されています



道路も閉鎖されているので徒歩で。
立ち入り許可を得て餌をあげています


先週まだ空き家があった場所が数日後には更地になっていたり、
アメリカとは思えない手際の良い作業、どした??

強制退去や取り壊しは犯罪防止や経済対策やし、
猫の居場所がなくなるのはしかたないなーって思っていましたが、
新聞によるとこの8年間で80億の投資をして、
16800あった空き家が16500までしか減っていないとか。


立ち退きさせた家の数に取り壊しが追いついてないようです

ウチの活動しているエリアでも
空き家がギャングやドラッグディーラーのたまり場になっていたり、
あと不法に住んでいた高齢者の死が発見されなかったとか、
立ち退き後の空き家問題がイロイロあるみたいです。


猫の餌場がある路地の取り壊し予定の家。
去年まで2軒の家に人が住んでいました。
左端の家はまだ立ち退きしないで住んでる。


今現在餌場にしている18スポットのうち、
先月1つの場所が立ち入り禁止&取り壊しになり、
あと11ヶ所の餌場もいつ始まるのかわからないけど、
都市計画の取り壊し対象地域に入っています。


猫に餌やりをしてくれていた方も
自治体に家を売って引越し。猫だけが残っています。


取り壊してもその次の対策が進んでないなら、
もーちょっとだけ。
猫たちにバーンハウスを見つけるまでの間は
空き家のまま置いといていただけないかなぁー。


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プロフィール

Dear Paws

Author:Dear Paws
ライター&イエーな主婦&大学生
米国メリーランド州ボルチモア在住。シェルター(保健所)収容動物の引き取り&スラム街でのTNR(地域猫)活動など、アメリカで犬猫レスキュー活動中☆HSUS認定のEMERGENCY ANIMAL SHELTERING TRAINING(災害時動物支援&救援トレーニング)修了(2009年)。米国動物福祉NPO団体「Sunshine Smile」創立(2010年)。メリーランド神奈川県姉妹州委員会動物福祉コミッティ委員長(2013年)。記事や写真の転写&転載はお断りしています。リンクはフリーです☆

我が家の犬猫たち

ひなた

名:ひなた(犬)女の子.享年15-18歳
シェパード&チャウなどイロイロMIX。
08年、WV州で保護され我が家にやってきた野良ワン。食べる時以外はほとんど座布団化してる究極の寝犬。見た目のわりに気が小さく、生後3か月のフォスター猫にも先住犬のポジションを奪われる。モーレツな肉球臭を発生中! 2018年8月逝去。

きんぎょ

名:きんぎょ(猫)女の子。推定11歳
キジトラ猫.08年11月、地域猫から我が家のネコに。納豆、こんにゃく、海草、蕎麦etc. が好きなベジタリアン猫で、洗面台で洗顔したり、二足立ちや「お座り」と不思議な技を次々と披露。 なかなかの猫格者(人格者)で、フォスター動物が一番信頼する存在。でもフォスター犬に襲われて以来、犬に対して攻撃的な態度を 見せることも。

KAYA

名:KAYA(犬)女の子。享年13歳
ラブ&シェパMIX.13年8月より最長記録で預かっているフォスター犬。飼育放棄で我が家へ来て、20キロ近いダイエットに成功。持病のほかに、人に慣れない、ほかの犬を襲うなど紆余曲折ありましたが、すっかり家族の一員。家族への愛情が誰よりも強い、優しい子。2015年10月、脾臓癌で急逝。

そぼろ

名:SOBORO(猫)女の子。推定5歳
サビ猫.15年09月、甘えん坊ですが反射で強く噛むため、なかなか良縁に恵まれず、地域猫&フォスター猫から我が家のネコに。でもどんな苦境でもシャーしない、ご機嫌ニャンコ。おめめがいつでもキラキラ~☆

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