バーンキャット
- 2015-08/25 (Tue)
- USA動物事情
先週末、迷子のシェパード
を近所で保護しまして、
それでちょっとバタバタしています。
何もなければ明日、
アニマルコントロール(動物管理局)に迎えに行きます
!!
アニマルレスキューはひとつ新しいことがあると、
そこに必ずと言っていいほど物語が生まれるという不思議

とにかく確実に保護できたら、また報告しまーす
・・・・・
さてさて今日はようやくバーンキャット
のお話


※バーンキャットのバーン(BARN)とは牧場にある納屋や小屋の意味です
ワーキングキャットと呼ばれることもあります。

元野良やシェルターに保護される猫の中には、
家猫に向かない猫もたくさんいます

。
たとえば室内で暮らすことにストレスがたまったり、
用心深くて人にあまり懐かないとか、
自分で餌は取れないけど、野良猫としては暮らせない気性や負傷した猫など。
そう言う猫たちは一般家庭ではなく、
牧場や農場、観葉植物の養殖をしている農家さん、
たくさんの商品を保管している倉庫や問屋さんなどにもらわれて行きます
。
そのような猫たちのことを総称して”バーンキャット”と呼びます。




この子は5年ほど前に乗馬教室に貰われたバーンキャット
バーンキャットは外と中を自由に行き来しながら、
畜産動物の餌や商品、植物をねずみ
から守る仕事をし、
報酬として住処や食事、医療のベネフィットを受ける
自立したワーキングキャットなんです

。


オーナーさんが用意したヒーターの前で寝ることもあれば、


干草ベッドで寝ることもあるし、


雪を楽しむこともあります
我が家のきんぎょのように大型犬を平気で襲う個体もいますが、
猫は基本的に自分~自分より大きな動物は襲いません。
モチロン鳥やひよこを追いかけたり、狩猟本能の強い子もいますが、
我が家からバーンキャットになった子は皆、鳥は襲いませんでした。
(鳥に対する反応のテストを譲渡前にしますー)


乗馬教室の様子を犬とのんびり眺めています
ウチの住む州は競馬
が盛んで、
少し遠いですが郊外には牧場や農場
もたくさんあるので、
保護した猫でどうしても室内飼育に向かない子は、
バーンキャット
として新しいお家を探します

。
農場は広いので大体1度に2~4匹、
複数のバーンキャットを譲渡したがる牧場がほとんど。
暖かくなると申し込みが増えますが結構1年を通じて、
たくさんの牧場から需要があるんです
。
譲渡後のバーンキャットのトラブルは独特で、
家畜を襲うとか、家屋を傷つける、
糞尿や物を荒らす、泣き声がうるさいって相談は全然なくって、
「予防接種を受けさせたいけど捕まえられない」と、
トラップを貸してほしいって連絡があることがややあります

。
室内猫ではないけども、
バーンキャットの自由気ままな暮らしを見ていると、
猫たちの新しい人生(猫生)の選択としては
悪くないように思います
。
【関連記事】
バーンキャットを牧場にお届け!
http://dearpaws.blog.fc2.com/blog-entry-613.html

それでちょっとバタバタしています。

何もなければ明日、
アニマルコントロール(動物管理局)に迎えに行きます


アニマルレスキューはひとつ新しいことがあると、
そこに必ずと言っていいほど物語が生まれるという不思議


とにかく確実に保護できたら、また報告しまーす

・・・・・
さてさて今日はようやくバーンキャット




※バーンキャットのバーン(BARN)とは牧場にある納屋や小屋の意味です
ワーキングキャットと呼ばれることもあります。



家猫に向かない猫もたくさんいます



たとえば室内で暮らすことにストレスがたまったり、
用心深くて人にあまり懐かないとか、
自分で餌は取れないけど、野良猫としては暮らせない気性や負傷した猫など。
そう言う猫たちは一般家庭ではなく、
牧場や農場、観葉植物の養殖をしている農家さん、
たくさんの商品を保管している倉庫や問屋さんなどにもらわれて行きます


そのような猫たちのことを総称して”バーンキャット”と呼びます。







バーンキャットは外と中を自由に行き来しながら、
畜産動物の餌や商品、植物をねずみ

報酬として住処や食事、医療のベネフィットを受ける
自立したワーキングキャットなんです















我が家のきんぎょのように大型犬を平気で襲う個体もいますが、
猫は基本的に自分~自分より大きな動物は襲いません。
モチロン鳥やひよこを追いかけたり、狩猟本能の強い子もいますが、
我が家からバーンキャットになった子は皆、鳥は襲いませんでした。
(鳥に対する反応のテストを譲渡前にしますー)




ウチの住む州は競馬

少し遠いですが郊外には牧場や農場

保護した猫でどうしても室内飼育に向かない子は、
バーンキャット




農場は広いので大体1度に2~4匹、
複数のバーンキャットを譲渡したがる牧場がほとんど。
暖かくなると申し込みが増えますが結構1年を通じて、
たくさんの牧場から需要があるんです


譲渡後のバーンキャットのトラブルは独特で、
家畜を襲うとか、家屋を傷つける、
糞尿や物を荒らす、泣き声がうるさいって相談は全然なくって、
「予防接種を受けさせたいけど捕まえられない」と、
トラップを貸してほしいって連絡があることがややあります




室内猫ではないけども、
バーンキャットの自由気ままな暮らしを見ていると、
猫たちの新しい人生(猫生)の選択としては
悪くないように思います


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