ピットブルと言うワンコ
- 2015-12/19 (Sat)
- USA動物事情
今回はピットブル
について主観で書きます


ピットブルは闘犬のために品種改良されたワンコです。

c:HugoA
ピットブルは国や州によっては持ち込みや飼育、譲渡が禁止されています。
それはやはりピットブルによる致死的な事故が多いからではないかと思います。
犬の傷害事件やとほかの犬種や小型犬も結構な数になるんですが、
死に至る傷害事件になるとやはりピットブルがダントツなのは否めません。
※2015年、犬による傷害致死の事件→☆
それはやはり闘犬用に改良された顎の強さと筋骨隆々の肉体。


犬の傷害事件はほかの犬種も多いんです。
でも致死率となると圧倒的にピットブルが多くなります。
ウチの住む州は闘犬(違法です)も多いし、
治安が悪いので番犬としてピットブルを飼育する人もたくさんいます。
※闘犬に関連した過去記事→闘犬1、闘犬2、闘犬3
州でピットブルの飼育が禁止されていないので、
ピットブルの譲渡が禁止されている州のシェルターから
引き取ってきてここで新しい飼い主さんを探すこともあります。
(飼い主さんの持込みやとウチの関わるシェルターではラブが一番多い気がします。
あとチワワやビーグルなんかの小型も意外と多いです)
シェルターにたくさんのピットブルがいるのは
ポピュレーションがほかの犬種に比べて多いせいもあるのです。
なのでピットブルの繁殖を抑えようと、
譲渡をしながらもピットブルの不妊手術を無料で提供する活動もしているのです。

シェルター(保健所)が主催する、
ピットブル無料不妊手術のお知らせ。
ピットブル以外にも犬種で毛嫌いされる犬は
いつの時代にもいました。
数年前までならシェパードやロットワイラーなど。
やはり力強い知的な犬種が多い印象がありますね。
中でもピットブルは人によって闘犬仕様に品種改良され、
人によって闘犬で傷つき、殺され、
適切な飼育や教育が受けれず傷害事件を起こし、
そしてピットブルであるがために無条件に安楽死されてしまう、
人の都合を押し付けられた気の毒な犬種の代表なんですよね。

猫の給餌エリアでもたくさんのピップルを見ます。
闘犬、番犬、ブリーディングetc。
スラム街で飼われている繁殖用のピットブル。
お散歩に連れて行ってもらっている様子もないし、
犬小屋や水も置いてありません。
深刻な場合はアニマルコントロールに通報することもあります。
ウチ自身はピットブルに対して擁護的です。
「ピットブルやから悪い、嫌い」って決め付けられるとやはり残念な気持ちになりますが、
せやからと言って「ピットブルは安全です」「犬種で決め付けないで」とは、
これもピットブルを誤解していて、無責任な気がして断言できない。上手く言えないけど。
何らかの傷害事件や盗難事件に関わったピットブルが流通する
craigslistと言う個人売買のサイトや
素人ブリーダーさんから購入するピットブルはやっぱり気質に心配があります。
ピットブルは力も独立心も強く、運動量も多い犬やから、
決して飼育が簡単な犬種ではないので、
血統のルーツが明確な子か、気質のわかっている成犬でないと
簡単に人にすすめることはないと思います。
どの犬種でも言えますが、
ちゃんとしつけて、愛情たっぷりに育てれば
とても良い家庭犬になります。
性格の穏やかなピットブルたちでも子犬から大きくなり、
ハイパー期の力の強さが手に負えなくなって
散歩に連れて行ってもらえない在宅ピットブルもたくさん知ってます。
忍耐強い子なのでそう言う制限された環境下でも、
ストレスを内側にためて明るく振舞い、我慢するんですよね。
飼い主さんや家族には忠誠心が強く温厚なので
そのまま何年も室内だけで飼育され、
主に家族以外に過剰反応(人からは攻撃性に見える)をするようになり、
最終的にシェルターに持ち込まれるとか、よくあるケースです。
あと小さなお子さんがいるお家やと温厚なピットブルでも尻尾など、
体が当たっただけで怪我をさせてしまうこともあるし,
事故を未然に防ぐためにも譲渡の際には注意が必要です。


フォスターのピットMIXは力の強い優しい子。
猫に一方的にいじめられ、猫を見たらおなかを見せてました。
それでもやはり愛らしい、お気に入りの犬種でもあります。
ピットブルの先祖?原種である元闘犬の
アメリカンスタッフォードシャーテリアやスタッフォードシャーブルテリアは
選択交配が進み、闘犬として用いられなくなったために、
今ではイギリスでも飼育が認められるようになりました。
まだまだ規制され、苦境を強いられる犬種かと思いますが、
彼らの愛嬌や忠誠心、温厚さが交配により淘汰され、
今は飼育が禁止されている場所でも
再びペットとして人のそばで暮らせる日が来るのではと思います。




ピットブルは闘犬のために品種改良されたワンコです。


c:HugoA
ピットブルは国や州によっては持ち込みや飼育、譲渡が禁止されています。
それはやはりピットブルによる致死的な事故が多いからではないかと思います。
犬の傷害事件やとほかの犬種や小型犬も結構な数になるんですが、
死に至る傷害事件になるとやはりピットブルがダントツなのは否めません。
※2015年、犬による傷害致死の事件→☆
それはやはり闘犬用に改良された顎の強さと筋骨隆々の肉体。




でも致死率となると圧倒的にピットブルが多くなります。
ウチの住む州は闘犬(違法です)も多いし、
治安が悪いので番犬としてピットブルを飼育する人もたくさんいます。
※闘犬に関連した過去記事→闘犬1、闘犬2、闘犬3
州でピットブルの飼育が禁止されていないので、
ピットブルの譲渡が禁止されている州のシェルターから
引き取ってきてここで新しい飼い主さんを探すこともあります。
(飼い主さんの持込みやとウチの関わるシェルターではラブが一番多い気がします。
あとチワワやビーグルなんかの小型も意外と多いです)
シェルターにたくさんのピットブルがいるのは
ポピュレーションがほかの犬種に比べて多いせいもあるのです。
なのでピットブルの繁殖を抑えようと、
譲渡をしながらもピットブルの不妊手術を無料で提供する活動もしているのです。



ピットブル無料不妊手術のお知らせ。
ピットブル以外にも犬種で毛嫌いされる犬は
いつの時代にもいました。


やはり力強い知的な犬種が多い印象がありますね。
中でもピットブルは人によって闘犬仕様に品種改良され、
人によって闘犬で傷つき、殺され、
適切な飼育や教育が受けれず傷害事件を起こし、
そしてピットブルであるがために無条件に安楽死されてしまう、
人の都合を押し付けられた気の毒な犬種の代表なんですよね。


闘犬、番犬、ブリーディングetc。


お散歩に連れて行ってもらっている様子もないし、
犬小屋や水も置いてありません。
深刻な場合はアニマルコントロールに通報することもあります。
ウチ自身はピットブルに対して擁護的です。
「ピットブルやから悪い、嫌い」って決め付けられるとやはり残念な気持ちになりますが、
せやからと言って「ピットブルは安全です」「犬種で決め付けないで」とは、
これもピットブルを誤解していて、無責任な気がして断言できない。上手く言えないけど。
何らかの傷害事件や盗難事件に関わったピットブルが流通する
craigslistと言う個人売買のサイトや
素人ブリーダーさんから購入するピットブルはやっぱり気質に心配があります。
ピットブルは力も独立心も強く、運動量も多い犬やから、
決して飼育が簡単な犬種ではないので、
血統のルーツが明確な子か、気質のわかっている成犬でないと
簡単に人にすすめることはないと思います。


ちゃんとしつけて、愛情たっぷりに育てれば
とても良い家庭犬になります。
性格の穏やかなピットブルたちでも子犬から大きくなり、
ハイパー期の力の強さが手に負えなくなって
散歩に連れて行ってもらえない在宅ピットブルもたくさん知ってます。
忍耐強い子なのでそう言う制限された環境下でも、
ストレスを内側にためて明るく振舞い、我慢するんですよね。
飼い主さんや家族には忠誠心が強く温厚なので
そのまま何年も室内だけで飼育され、
主に家族以外に過剰反応(人からは攻撃性に見える)をするようになり、
最終的にシェルターに持ち込まれるとか、よくあるケースです。
あと小さなお子さんがいるお家やと温厚なピットブルでも尻尾など、
体が当たっただけで怪我をさせてしまうこともあるし,
事故を未然に防ぐためにも譲渡の際には注意が必要です。




猫に一方的にいじめられ、猫を見たらおなかを見せてました。
それでもやはり愛らしい、お気に入りの犬種でもあります。
ピットブルの先祖?原種である元闘犬の
アメリカンスタッフォードシャーテリアやスタッフォードシャーブルテリアは
選択交配が進み、闘犬として用いられなくなったために、
今ではイギリスでも飼育が認められるようになりました。
まだまだ規制され、苦境を強いられる犬種かと思いますが、
彼らの愛嬌や忠誠心、温厚さが交配により淘汰され、
今は飼育が禁止されている場所でも
再びペットとして人のそばで暮らせる日が来るのではと思います。
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