白血病猫のハッピーエンド
- 2016-03/08 (Tue)
- TNR(地域猫)活動
おおお、お久しぶりでーす!

もう色々レスキュー活動が立て込んでまして、
UPしようと思ったら次から、次へと
ほんとーーにもう少し頻繁にUPしたいんですけど、
の電源を入れる余力が残ってません

。
さてさて、1ヶ月にわたり給餌場所で追いかけていたニャンコ
がいました。
初めて見かけたのは新記録の大雪の後
首にピンクの首輪を食い込ませたそのニャンコは
痩せているのになかなかトラップに入ってくれません

この地域は週に4回メンバーで給餌して猫の管理をしています。
なので新しい猫が入ってきたらすぐにわかるんです。
それに他の野良はコロコロしているので、
捨てられた猫のほうが大体痩せてるんですよね。
その後も他のフィーダー(餌やり)さんも何度か目撃してるのに
やはり捕まえられず、どんどん痩せて・・・。
初めて見かけてちょうど3週間後にトラップに入ってくれました
。

なかなか捕まえられませんでしたがやはり元飼い猫、
一度トラップに入ったら後は見事なゴロスリぶりで、
「この子なら経験のないフォスターさんでも大丈夫」と
新しいフォスターボラさんのお家
に届けたんですが、
そのボラさんがなんと一日で「汚いから」って
この子をウチの家に戻しに来たんです、
しかも雨の夜道をキャリーに入れず抱っこして

。


猫の移動は絶対にキャリーを使って下さい。
プラ製のは体重で外れることがあるので結束ベルトで上下を結んでくださいー。
ウチの家の猫部屋は二つあって、
隔離できる部屋はとっても寒いので、
数日後にはベテランフォスターさんのお家へ。

これでひと安心、
「あの子なら新しいお家もすぐに見つかるわー」って胸をなでおろしたら、
にゃんと検査の結果、Felv(猫白血病)陽性。



前にも書きましたがアメリカの猫レスキューの多くが
FIV(猫エイズ)やFelv(猫白血病)の猫を保護した場合、
判明したらそのまま獣医さんで安楽死させるんです。
ウチのレスキューは猫エイズの子は安楽死させないんですが、
猫白血病の子はフォスターさんが見つからないことと、
元いた場所に返しても他の猫に感染してしまうって理由で安楽死に。
過去に1匹だけ白血病でも助かった猫がいるんですが(関連記事)、
今回だけはさすがに居場所がなく、、、、。
首輪が喉に食い込んで怪我を負い、大雪も生き延びた
このかわいい子をさすがに安楽死は出来ず

。
レスキューの代表が苦肉の策で「元の場所に戻す」って決断したのですが、
ボランティアさんの中には「安楽死させてやって」と反対する人もいるし、
戻してもきっとこの子は他の猫に負けてごはんにありつけない、
数週間すれば間違いなく死んでしまう、そんなのみーんな判ってるんです

。


週4で給餌しても弱い固体がこの場所で生き延びることは出来ません
実は以前、フォスターしていた猫が譲渡されてから陽転したことがあります(関連記事)。
ウチにいた時はほかのノンキャリアの猫たち(予防接種済み)と家で一緒にしていて、
トイレや水入れも共有してたのですが、感染もせずに収束。
でも今はきんぎょ
が予防接種のリアクションがひどくて打てません。
「隔離できたとしても万が一きんぎょにうつったら、、、、」
「今月から始まるお産シーズンで地下室は使わないといけないし、、、、」
自分が預からなくても良い正当な理由が頭に何度も浮かびました。
でもトラップに入ってくれた時の顔が忘れられず、
すーーっごく、すーーーっごく、夜も寝れないほど悩んだのですが
こっち夜中に日本の獣医さんや保護活動をしている人に
隔離とか白血病が発症しないために気をつける事を電話
で聞きまくって
寒いけど外よりはずっとマシだろうと、隔離部屋で預かることに。


ワタクシ、とっても小心者なので決めてからもすごく悩んでドキドキしました。
以前、パルボで苦戦した記憶までよみがえり、
気を紛らわそうと夜通しAMAZON
で猫白血病に良いサプリ
や
消毒薬
を買いまくりました

(笑)。
でも動物ってやっぱりすごいんですよね

次の日、この子の顔を見ると「何を悩んでいたんやろう」って、
迷いや不安も帳消しにしてくれるんです。



「きんぎょには絶対感染させない」
「子猫の保護はほかのボラさんに頼もう」
出会ってしまったらもう仕方ないんです、
心に入ってきて、それがウチも心地よいんですよね
なんか意外と平穏、平和、この子が家に来てくれたこと、喜びに思います
ただ人が大好きな子なので、地下に一人でいるのもかわいそうやし。
白血病のことを考えてもなるべくストレスのない環境を早く探してやろうと、
オンラインの掲示板で里親さんや他の猫がいない預かりさんを探してたら偶然、
友人の一人が「預かるよーー」って名乗り出てくれたんです


友人宅。そっこーで懐いてました
で、そこからとんとん拍子で話が進んで
このまま友達が飼ってくれることになったんです


「まさか猫にハマることになるとは」
すでに猫がかわゆくて仕方ない友達から毎日
が届いて、
今度は嬉しくてコーフンし過ぎて4日ほど眠れませんでした。
夜中に突然笑い出すので夫を起こしてしまいましたが、一緒に喜んでくれました
。
そしてハッピーエンドはまだ続くのです
オンライン募集を見たほかの人からも「引き取りたい」って連絡が
「もう飼い主さんが見つかったんだよー」って返事したらにゃんと、
「1匹しか飼わないから他の白血病の猫もらうよ」って
。
ウチのレスキューは白血病の猫は(安楽死させていて)いないので、
他のレスキューグループやボランティアさんに連絡して、
な、な、な、なんともう1匹、猫白血病のニャンコが新しいお家を見つけたのです。


なかなか譲渡されない猫白血病の猫が1週間で2匹も
!!


奇跡や~~

!!
(悩みまくってたウチが言うのもなんですが)
猫白血病は単頭できちんと飼えば普通の猫として飼うことが出来ます。
もしかしたらお別れが早いかも知れないけど、
それは健康な犬猫と暮していても同じこと。
次回は獣医さんや猫白血病の子と多頭飼育している人から聞いた
アドバイスをまとめてUPしたいと思います。
どこかでどなたかの参考になりましたら、幸いです☆
人が制限してるだけで、
ほんまはどんな猫でも幸せになれるんですよね。
今後は猫白血病の猫の受け皿を作って
もっと猫と新しい家族と幸せをつなぐ活動をしたいと思います。
報告長くなってここまで読んでる人、いないと思うけど
めーーっちゃくちゃ嬉しくてまだまだスキップで飛び回ってるのに、
これ書いてたら思い出して、また笑いが止まらないっ
!!
うはははー、うはははーー、
うはははーーーー!!!!!


もう色々レスキュー活動が立て込んでまして、
UPしようと思ったら次から、次へと

ほんとーーにもう少し頻繁にUPしたいんですけど、




さてさて、1ヶ月にわたり給餌場所で追いかけていたニャンコ

初めて見かけたのは新記録の大雪の後

首にピンクの首輪を食い込ませたそのニャンコは
痩せているのになかなかトラップに入ってくれません


この地域は週に4回メンバーで給餌して猫の管理をしています。
なので新しい猫が入ってきたらすぐにわかるんです。
それに他の野良はコロコロしているので、
捨てられた猫のほうが大体痩せてるんですよね。
その後も他のフィーダー(餌やり)さんも何度か目撃してるのに
やはり捕まえられず、どんどん痩せて・・・。
初めて見かけてちょうど3週間後にトラップに入ってくれました



なかなか捕まえられませんでしたがやはり元飼い猫、
一度トラップに入ったら後は見事なゴロスリぶりで、
「この子なら経験のないフォスターさんでも大丈夫」と
新しいフォスターボラさんのお家

そのボラさんがなんと一日で「汚いから」って
この子をウチの家に戻しに来たんです、
しかも雨の夜道をキャリーに入れず抱っこして







プラ製のは体重で外れることがあるので結束ベルトで上下を結んでくださいー。
ウチの家の猫部屋は二つあって、
隔離できる部屋はとっても寒いので、
数日後にはベテランフォスターさんのお家へ。


これでひと安心、
「あの子なら新しいお家もすぐに見つかるわー」って胸をなでおろしたら、
にゃんと検査の結果、Felv(猫白血病)陽性。




前にも書きましたがアメリカの猫レスキューの多くが
FIV(猫エイズ)やFelv(猫白血病)の猫を保護した場合、
判明したらそのまま獣医さんで安楽死させるんです。
ウチのレスキューは猫エイズの子は安楽死させないんですが、
猫白血病の子はフォスターさんが見つからないことと、
元いた場所に返しても他の猫に感染してしまうって理由で安楽死に。
過去に1匹だけ白血病でも助かった猫がいるんですが(関連記事)、
今回だけはさすがに居場所がなく、、、、。
首輪が喉に食い込んで怪我を負い、大雪も生き延びた
このかわいい子をさすがに安楽死は出来ず



レスキューの代表が苦肉の策で「元の場所に戻す」って決断したのですが、
ボランティアさんの中には「安楽死させてやって」と反対する人もいるし、
戻してもきっとこの子は他の猫に負けてごはんにありつけない、
数週間すれば間違いなく死んでしまう、そんなのみーんな判ってるんです







実は以前、フォスターしていた猫が譲渡されてから陽転したことがあります(関連記事)。
ウチにいた時はほかのノンキャリアの猫たち(予防接種済み)と家で一緒にしていて、
トイレや水入れも共有してたのですが、感染もせずに収束。
でも今はきんぎょ


「隔離できたとしても万が一きんぎょにうつったら、、、、」
「今月から始まるお産シーズンで地下室は使わないといけないし、、、、」
自分が預からなくても良い正当な理由が頭に何度も浮かびました。
でもトラップに入ってくれた時の顔が忘れられず、
すーーっごく、すーーーっごく、夜も寝れないほど悩んだのですが
こっち夜中に日本の獣医さんや保護活動をしている人に
隔離とか白血病が発症しないために気をつける事を電話

寒いけど外よりはずっとマシだろうと、隔離部屋で預かることに。



ワタクシ、とっても小心者なので決めてからもすごく悩んでドキドキしました。
以前、パルボで苦戦した記憶までよみがえり、
気を紛らわそうと夜通しAMAZON


消毒薬




でも動物ってやっぱりすごいんですよね


次の日、この子の顔を見ると「何を悩んでいたんやろう」って、
迷いや不安も帳消しにしてくれるんです。





「きんぎょには絶対感染させない」
「子猫の保護はほかのボラさんに頼もう」
出会ってしまったらもう仕方ないんです、
心に入ってきて、それがウチも心地よいんですよね

なんか意外と平穏、平和、この子が家に来てくれたこと、喜びに思います

ただ人が大好きな子なので、地下に一人でいるのもかわいそうやし。
白血病のことを考えてもなるべくストレスのない環境を早く探してやろうと、
オンラインの掲示板で里親さんや他の猫がいない預かりさんを探してたら偶然、
友人の一人が「預かるよーー」って名乗り出てくれたんです






で、そこからとんとん拍子で話が進んで
このまま友達が飼ってくれることになったんです



「まさか猫にハマることになるとは」
すでに猫がかわゆくて仕方ない友達から毎日

今度は嬉しくてコーフンし過ぎて4日ほど眠れませんでした。
夜中に突然笑い出すので夫を起こしてしまいましたが、一緒に喜んでくれました


そしてハッピーエンドはまだ続くのです

オンライン募集を見たほかの人からも「引き取りたい」って連絡が

「もう飼い主さんが見つかったんだよー」って返事したらにゃんと、
「1匹しか飼わないから他の白血病の猫もらうよ」って


ウチのレスキューは白血病の猫は(安楽死させていて)いないので、
他のレスキューグループやボランティアさんに連絡して、
な、な、な、なんともう1匹、猫白血病のニャンコが新しいお家を見つけたのです。



なかなか譲渡されない猫白血病の猫が1週間で2匹も







(悩みまくってたウチが言うのもなんですが)
猫白血病は単頭できちんと飼えば普通の猫として飼うことが出来ます。
もしかしたらお別れが早いかも知れないけど、
それは健康な犬猫と暮していても同じこと。
次回は獣医さんや猫白血病の子と多頭飼育している人から聞いた
アドバイスをまとめてUPしたいと思います。
どこかでどなたかの参考になりましたら、幸いです☆
人が制限してるだけで、
ほんまはどんな猫でも幸せになれるんですよね。
今後は猫白血病の猫の受け皿を作って
もっと猫と新しい家族と幸せをつなぐ活動をしたいと思います。
報告長くなってここまで読んでる人、いないと思うけど
めーーっちゃくちゃ嬉しくてまだまだスキップで飛び回ってるのに、
これ書いてたら思い出して、また笑いが止まらないっ

うはははー、うはははーー、
うはははーーーー!!!!!
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