動物福祉を根っこから変えるのに大切なこと
- 2016-10/31 (Mon)
- USA動物事情
はーい、時差ぼけか季節の変わり目なのかわかんないのですが、
なんとなくぼんやりした毎日を過ごしています^^;
日本から戻ってすぐに新しいフォスター犬が来ました。


トラヴィス。4歳のシュナウザーMIX、男の子
トラヴィスは今までで一番遠方から来たんじゃないかな、
アラバマ州(AL)で保護され、メリーランド州までやって来ました!
搬送を手伝ってくれたボランティアさん曰く、
「ALでシェルター(保健所)に入った動物は生きて出られない」とのこと。

最初は時差ぼけで聞き間違ったんかなと思ったら、
書類にもしっかりアラバマと記載されてました。
ちょっと気になって、
アラバマ州の動物愛護ランキング(2015年)を調べてみました。
※参考サイトHumane Society of the United States
そしたらアラバマ州、44位!!
同順位の州が3つあるので、
50州あるアメリカで下から5番目にランキングされている
動物レスキュー超下位の州のひとつでした!
普段犬猫をレスキューしているジョージア州でも30位やのに、まじかー!!
日本と似てるんですがアメリカも
動物愛護法の設定や活動は地方自治体に一任されていて、
動物愛護法も州やカウンティ(市)が変わるだけで、全然違うんですよね。
※ウチの住む州でも市によって動物の扱いは最悪やったり。
シェルターの環境改善を求めるプロテストの様子
http://dearpaws.blog.fc2.com/blog-entry-306.html
「アメリカは動物愛護の先進国って」イメージがあるかもしれないけど、
それはほんの一部の、ランキングが上位の州が頑張っているだけで、
地方へ行くとペットショップでの展示販売は当たり前やし、
バックヤードブリーダーと呼ばれる個人ブリーダーの人が横行しているのはもちろん、
ペットを捨てたり、動物虐待のような行為でも罰せられない地域がたくさんあるんです。

※32位のハワイではバックヤードブリーダーのトラックをよく見かけました
http://dearpaws.blog.fc2.com/blog-entry-119.html
ほかの州でレスキュー活動をするようになって1年、
動物愛護法が違うと同じ国でもここまで、
動物やペットの扱いが違うんやーって実感する事が増えました。
法律と博愛精神って背中合わせで育つのかなーって思うんですよね。
だからやはり、
動物愛護を根っこから変えて進めていくなら、
民度を上げていくのとおなじように、
法律の改正も必須&要&必然やなーと思います。

博愛精神の育成や動物の適正飼育などの民度の向上を目的としたイベント
http://dearpaws.blog.fc2.com/blog-entry-334.html
http://dearpaws.blog.fc2.com/blog-entry-407.html
と言うわけで次回は帰国中に感じたことと
法律についてちょっと書きたいと思います。
(あんま公民(?)が得意じゃないので、ほんまにちょっとだけ)
なんとなくぼんやりした毎日を過ごしています^^;
日本から戻ってすぐに新しいフォスター犬が来ました。




トラヴィスは今までで一番遠方から来たんじゃないかな、
アラバマ州(AL)で保護され、メリーランド州までやって来ました!
搬送を手伝ってくれたボランティアさん曰く、
「ALでシェルター(保健所)に入った動物は生きて出られない」とのこと。


書類にもしっかりアラバマと記載されてました。

ちょっと気になって、
アラバマ州の動物愛護ランキング(2015年)を調べてみました。
※参考サイトHumane Society of the United States
そしたらアラバマ州、44位!!
同順位の州が3つあるので、
50州あるアメリカで下から5番目にランキングされている
動物レスキュー超下位の州のひとつでした!
普段犬猫をレスキューしているジョージア州でも30位やのに、まじかー!!
日本と似てるんですがアメリカも
動物愛護法の設定や活動は地方自治体に一任されていて、
動物愛護法も州やカウンティ(市)が変わるだけで、全然違うんですよね。
※ウチの住む州でも市によって動物の扱いは最悪やったり。
シェルターの環境改善を求めるプロテストの様子
http://dearpaws.blog.fc2.com/blog-entry-306.html
「アメリカは動物愛護の先進国って」イメージがあるかもしれないけど、
それはほんの一部の、ランキングが上位の州が頑張っているだけで、
地方へ行くとペットショップでの展示販売は当たり前やし、
バックヤードブリーダーと呼ばれる個人ブリーダーの人が横行しているのはもちろん、
ペットを捨てたり、動物虐待のような行為でも罰せられない地域がたくさんあるんです。


※32位のハワイではバックヤードブリーダーのトラックをよく見かけました
http://dearpaws.blog.fc2.com/blog-entry-119.html
ほかの州でレスキュー活動をするようになって1年、
動物愛護法が違うと同じ国でもここまで、
動物やペットの扱いが違うんやーって実感する事が増えました。
法律と博愛精神って背中合わせで育つのかなーって思うんですよね。
だからやはり、
動物愛護を根っこから変えて進めていくなら、
民度を上げていくのとおなじように、
法律の改正も必須&要&必然やなーと思います。



http://dearpaws.blog.fc2.com/blog-entry-334.html
http://dearpaws.blog.fc2.com/blog-entry-407.html
と言うわけで次回は帰国中に感じたことと
法律についてちょっと書きたいと思います。
(あんま公民(?)が得意じゃないので、ほんまにちょっとだけ)
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