ひなたの入院&手術
- 2017-04/22 (Sat)
- 老犬介護ダイアリー
お久しぶりですーー!!
4月に入ってすぐ、
ひなたが体調不良&入院&手術をしまして、
怒涛の毎日を過ごしておりました!!


サニーはひなたの入院中に譲渡されました!
ひなたが具合悪くなったのは4月の始め。
3月に膀胱炎の治療をしたのですが、
またオシッコが臭うようになり、
病院へ連れて行きました。
貧血があるのと食事を食べなくなっていたので
念のため検査入院をしたところ、
レントゲンで脾臓に大きな腫瘍が見つかりました。
2015年にカヤを脾臓の血管肉腫で亡くしていたので
聞いた時は「ひなたまで!」とかなり衝撃を受けました。
ひなたの腫瘍はこの時まだ出血や破裂をしてなかったんですが、
破裂してしまうと危険なので、
専門医の予約までの数日、入院することになりました。

4ヶ月前のレントゲンには映ってなかったのに、大きくなるの早過ぎ。
数日後に紹介された内科の専門医のところでエコーをし、
肉腫に液体が含まれてないのでneedle biopsy(細胞診)も受けたら、
癌ではなくHyperplasia(過形成)の可能性が高いと言う結果でした。
ただ、やはり破裂する可能性があること、
そしてこの腫瘍がひなたの胃や腸を圧迫し、
残しておくと食事を取れなくなり、
もっと大きくなれば運動能力が今より落ちるので、
「脾臓と腫瘍をすぐ摘出するように」、と説明を受けました。
13~15歳の高齢犬に手術をすることははばかれましたが、
先生と話し合い、様々な検査をして手術をすることにしました。
この動物病院、人間の病院と一緒で、
レントゲンの専門医、手術の専門医と
それぞれの分野にスペシャリストがいる病院で、
術前の検査で手術を受けさせる自信がつきました。
飼い主へのサポートも素晴らしかったです!


待合室。偶然にも最後にカヤを運んだERの病院でした
でも手術当日、執刀医の先生から、
「脾臓の腫瘍はサイレントキラー(静かな殺人者)と言って、
事前のbiopsyで癌が見つからなくても
40~60%の子は開腹すると転移してたり、
その後のLab testで癌であることがありますよ」
と脾臓の腫瘍は高確率で癌であると念を押されました。
アメリカは術後の生存率50%くらいやと
安楽死を勧める獣医さんも多くいらっしゃいます。
それは医療費が高額になるとか、
長期の自宅療養が必要になる(アメリカは共働きが多い)とか、
すぐに訴訟をされるとかいろんな理由があるんですよね。
この病院では内科の先生は手術を勧め、
執刀医の先生は手術をしないと言うオプションと、
安楽死の説明をされました。
結局、最終的には飼い主の選択、責任です。
ウチらは癌でもそうじゃなくても
腫瘍を取らないと今より回復が見込まれないならと、
手術をすることにしました。
手術の時間はおおよそ1時間。
執刀医の先生が手術室から電話をしてきてくてれ、
「転移はしてないわ」
「炎症を起こしているほかの臓器もbiopsyしますね」
とLIVEでひなたの状況がわかりました。
そして手術は無事に終わり、
その後の検査でも腫瘍は過形成で、
ほかの臓器も癌はありませんでした、良かった!!
ただ術後の回復が老犬の歩み以上にゆっくりで、
急性膵炎も起こしてしまい、追加で入院4日。
退院後も丸1週間は食事を取りませんでした。


夫と2人で入っても余裕のある大きな個室(犬舎)で、
点滴、心電図、酸素ボンベ付き!
看護婦さんと獣医さんが24時間待機してくれています。
(驚愕のお会計は一番下のおまけに書いてます)
その後、最小限のステロイドを処方され、
(ひなたは慢性肝炎なので要注意のお薬です)
2日前からはクッキーだけを食べるという変な嗜好になってますが、
食欲も少しずつ戻り、ようやく一息つけました!
この3週間で脾臓と言う臓器がひとつなくなり、
足腰もずいぶん弱って自立が難しくなったひなた。
元の暮らしに戻るまでには若い犬より時間がかかるけど、
一分一秒をひなたに寄り添っていきたいと思います。
そんな訳で、
ひなたが元気になるまではそばに居たいです。
フォスターやフィーディングなどレスキュー活動もお休みするので、
しばらくは「老犬の介護ブログ」になるかも知れませんv^-^v
・・・・(おまけ)アメリカのペット保険・・・・
ちなみに人間並みに手厚い医療サービスを受けた
動物病院のお会計は$9K(約98万円)ちょっとかかりました!!
ひなたは運よくTrupanionと言うペット保険に入っていて
その90%をカバーしてもらえました!
(ウチラは5年前から$1000ドルのディダクタブルで
月に$31~35(年々少しずつづ増える)払っていました)
支払いの上限リミットはないし、
カスタマーセンターは24時間繋がるし、親身やし。
契約内容簡単で、明瞭会計☆
チェックもClaimをファイルした5日後に届きました。
ペットインシュアランス、Trupanionオススメです^-^

4月に入ってすぐ、
ひなたが体調不良&入院&手術をしまして、
怒涛の毎日を過ごしておりました!!




ひなたが具合悪くなったのは4月の始め。
3月に膀胱炎の治療をしたのですが、
またオシッコが臭うようになり、
病院へ連れて行きました。
貧血があるのと食事を食べなくなっていたので
念のため検査入院をしたところ、
レントゲンで脾臓に大きな腫瘍が見つかりました。

2015年にカヤを脾臓の血管肉腫で亡くしていたので
聞いた時は「ひなたまで!」とかなり衝撃を受けました。
ひなたの腫瘍はこの時まだ出血や破裂をしてなかったんですが、
破裂してしまうと危険なので、
専門医の予約までの数日、入院することになりました。


数日後に紹介された内科の専門医のところでエコーをし、
肉腫に液体が含まれてないのでneedle biopsy(細胞診)も受けたら、
癌ではなくHyperplasia(過形成)の可能性が高いと言う結果でした。
ただ、やはり破裂する可能性があること、
そしてこの腫瘍がひなたの胃や腸を圧迫し、
残しておくと食事を取れなくなり、
もっと大きくなれば運動能力が今より落ちるので、
「脾臓と腫瘍をすぐ摘出するように」、と説明を受けました。
13~15歳の高齢犬に手術をすることははばかれましたが、
先生と話し合い、様々な検査をして手術をすることにしました。
この動物病院、人間の病院と一緒で、
レントゲンの専門医、手術の専門医と
それぞれの分野にスペシャリストがいる病院で、
術前の検査で手術を受けさせる自信がつきました。
飼い主へのサポートも素晴らしかったです!




でも手術当日、執刀医の先生から、
「脾臓の腫瘍はサイレントキラー(静かな殺人者)と言って、
事前のbiopsyで癌が見つからなくても
40~60%の子は開腹すると転移してたり、
その後のLab testで癌であることがありますよ」
と脾臓の腫瘍は高確率で癌であると念を押されました。
アメリカは術後の生存率50%くらいやと
安楽死を勧める獣医さんも多くいらっしゃいます。
それは医療費が高額になるとか、
長期の自宅療養が必要になる(アメリカは共働きが多い)とか、
すぐに訴訟をされるとかいろんな理由があるんですよね。
この病院では内科の先生は手術を勧め、
執刀医の先生は手術をしないと言うオプションと、
安楽死の説明をされました。
結局、最終的には飼い主の選択、責任です。
ウチらは癌でもそうじゃなくても
腫瘍を取らないと今より回復が見込まれないならと、
手術をすることにしました。
手術の時間はおおよそ1時間。
執刀医の先生が手術室から電話をしてきてくてれ、
「転移はしてないわ」
「炎症を起こしているほかの臓器もbiopsyしますね」
とLIVEでひなたの状況がわかりました。
そして手術は無事に終わり、
その後の検査でも腫瘍は過形成で、
ほかの臓器も癌はありませんでした、良かった!!
ただ術後の回復が老犬の歩み以上にゆっくりで、
急性膵炎も起こしてしまい、追加で入院4日。
退院後も丸1週間は食事を取りませんでした。




点滴、心電図、酸素ボンベ付き!
看護婦さんと獣医さんが24時間待機してくれています。
(驚愕のお会計は一番下のおまけに書いてます)
その後、最小限のステロイドを処方され、
(ひなたは慢性肝炎なので要注意のお薬です)
2日前からはクッキーだけを食べるという変な嗜好になってますが、
食欲も少しずつ戻り、ようやく一息つけました!
この3週間で脾臓と言う臓器がひとつなくなり、
足腰もずいぶん弱って自立が難しくなったひなた。
元の暮らしに戻るまでには若い犬より時間がかかるけど、
一分一秒をひなたに寄り添っていきたいと思います。
そんな訳で、
ひなたが元気になるまではそばに居たいです。
フォスターやフィーディングなどレスキュー活動もお休みするので、
しばらくは「老犬の介護ブログ」になるかも知れませんv^-^v
・・・・(おまけ)アメリカのペット保険・・・・
ちなみに人間並みに手厚い医療サービスを受けた
動物病院のお会計は$9K(約98万円)ちょっとかかりました!!
ひなたは運よくTrupanionと言うペット保険に入っていて
その90%をカバーしてもらえました!

(ウチラは5年前から$1000ドルのディダクタブルで
月に$31~35(年々少しずつづ増える)払っていました)
支払いの上限リミットはないし、
カスタマーセンターは24時間繋がるし、親身やし。
契約内容簡単で、明瞭会計☆
チェックもClaimをファイルした5日後に届きました。
ペットインシュアランス、Trupanionオススメです^-^

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