麻布大学獣医学生のホームスティ
- 2017-06/13 (Tue)
- メリーランド神奈川姉妹州委員会、動物福祉コミッティ
メリーランド神奈川姉妹州委員会・動物福祉コミッティの取り組みで、
神奈川県の麻布大学に通う獣医学生6年生はなちゃんを
ホームスティで受け入れていました!

偶然にもはなちゃんは、
ウチが4年前に開催した勉強会に参加していた学生さん。
久々の再会を祝して、ボルチモア名物クラブバーガー
その後も「日本に殺処分のないシェルターを作りたい」と勉強を重ね、
卒業を目前にアメリカの現地で動物レスキューに触れたいと、
たまたま検索で引っかかったのがウチのウェブサイトだったそうです。
そんな経緯で4年ぶりに連絡をして来てくれて、
今回、コミッティの活動としてホームスティが実現しました!!
はなちゃんの1週間の滞在は濃厚なスケジュールで、
まず、メリーランド州のノーキルシェルター2軒を見学。
獣医さんや職員の方からシェルターメディスンや、
シェルターがどのように機能しているかインタビューしたり、
診察や不妊手術、人道的な安楽死の場面にも立ち会わせていただけました。
シェルターには5~8時間ほど滞在しました。
はなちゃん、すぐにみんなと打ち解けて仲良くなっていました^-^


とても丁寧に案内して頂きました。
Baltimore Humane SocietyのDr,Zと里親さん募集中のモルモット


MDSPCAで不妊手術の見学。
普段は入れない場所なのでウチもとっても勉強になりました
実は約10年前、アメリカの動物レスキューに興味を持ったとき、
一番最初にボランティアを始めたのが、このMDSPCAでした。
MDSPCAの殺処分ゼロの取り組みに衝撃に近い感銘を受け、
「このシステムを日本にも!」とアツくなった暴走気味の
英語がまったく出来なかったウチの話に耳を傾け、
いろんなことを教えてくれた職員さんとも再会しました。
彼女の後ろをひっついて回っていたあいだ、
オススメの本を譲ってもらったり、
ドッグトレーニングのクラスでアシスタントさせてくれたり、
(当時の彼女はシェルター所属のドッグトレーナーさんでした)
ノーキルシェルターの仕組みや殺処分ゼロに必要なことから、
適正飼育や社会化、保護動物のリハビリなど実用的なことまで、
ありとあらゆる事を忍耐強く、教えてもらいました。


ウチが監修した本も、彼女から教わったことがいっぱい。
その後、シェルターが改築のため一旦閉鎖され、
「次は猫や!」と猫レスキューでボランティアを始めたり、
親の介護で日本に長く帰国したりして、
この職員さんとはそれっきりになっていました。
(ちょっと時系列間違っているかも。思い出せない、10年ひと昔)


ウチが居たころ。改装前のシェルターは民家風でした。
再会した職員さんはずいぶん偉い立場になっていたし、
ウチがいたのもずっと前の事やから、
「もう覚えてないやろうなぁ」と名乗り出ずにいたんですが、
「10年前にも同じように日本の動物事情を変えたいと
私の助手をしていた日本人ボランティアがいた」
と彼女のほうから10年前のことを話し始めるじゃあないですか!
まさか覚えてもらえてたなんて!!!
当時抱いていた日本の殺処分ゼロへのアツい思いが、
彼女の言葉でよみがえってきました!


恩師の職員さん&彼女から学んだことを受け継いだはなちゃんと。
記念すべき、3世代スリーショット^-^
4年前にウチの勉強会に参加し、
アメリカまで動物福祉を学びに来たはなちゃんと、
恩師でもあるこの職員さんが同じ部屋にいる光景は、
ウチの10年越しの夢が叶った瞬間でもありました、涙。
今はアメリカ生活も長くなり、
レスキュー活動はもはや日常生活になってしまっていますが、
忘れてはいけないなぁ、初心!! 情熱!!
この喜びを口にすると止まらなくなるので自粛しますが、
シェルターのほかに生体展示販売をしないペットストアや
地域猫のフィーディング活動の見学などをしました。


生体展示販売の代わりに設けられた、里親探しコーナーの猫の前で
せっかく日本から来たのやしと言うことで、
ボルチモアやワシントンDC,アナポリスで観光もしました。


DCでは100万匹に1匹と言われる珍しい白リスと遭遇!
さすが獣医学生はなちゃん、何か持ってる!!
こうして内容盛りだくさんの7日間はあっという間に終わりましたが、
はなちゃんがとっても良い子で、
はなちゃんがホームスティしていた委員長もウチも、
今、はなちゃんロスにハマっています。


以前、白血病の猫をアドプトしてくれた委員長(右)は
動物福祉コミッティを委員会に開設してくれたりと、
アメリカから日本の動物福祉に貢献する立役者のお一人です。
ウチもはなちゃんからたくさんの事を学びました。
はなちゃんもこの滞在で、
たくさんのことを吸収してくれていたらいいなと思います。
「日本にノーキルシェルターを作るのが夢」と言うはなちゃんは、
来年から獣医さんになります。
彼女らしい獣医さんになってもらう事が一番の願いですが、
日本の動物福祉を引っ張っていく、期待の星でもあります^-^
来年から忙しくなると思うけど、いつでも帰っておいでや☆
・・・・・
メリーランド神奈川姉妹州委員会・動物福祉コミッティでは今後も
アメリカの動物レスキューに興味のある
麻布大学生のホームスティを受け入れていき、
日本の動物福祉の向上をサポートしたいと思っています。
※メリーランド神奈川姉妹州委員会FB
https://www.facebook.com/pg/mkanimalrescuecommittee/
(詳細や違う写真も観覧できまーす)
神奈川県の麻布大学に通う獣医学生6年生はなちゃんを
ホームスティで受け入れていました!

偶然にもはなちゃんは、
ウチが4年前に開催した勉強会に参加していた学生さん。


その後も「日本に殺処分のないシェルターを作りたい」と勉強を重ね、
卒業を目前にアメリカの現地で動物レスキューに触れたいと、
たまたま検索で引っかかったのがウチのウェブサイトだったそうです。
そんな経緯で4年ぶりに連絡をして来てくれて、
今回、コミッティの活動としてホームスティが実現しました!!
はなちゃんの1週間の滞在は濃厚なスケジュールで、
まず、メリーランド州のノーキルシェルター2軒を見学。
獣医さんや職員の方からシェルターメディスンや、
シェルターがどのように機能しているかインタビューしたり、
診察や不妊手術、人道的な安楽死の場面にも立ち会わせていただけました。
シェルターには5~8時間ほど滞在しました。
はなちゃん、すぐにみんなと打ち解けて仲良くなっていました^-^




Baltimore Humane SocietyのDr,Zと里親さん募集中のモルモット




普段は入れない場所なのでウチもとっても勉強になりました
実は約10年前、アメリカの動物レスキューに興味を持ったとき、
一番最初にボランティアを始めたのが、このMDSPCAでした。
MDSPCAの殺処分ゼロの取り組みに衝撃に近い感銘を受け、
「このシステムを日本にも!」とアツくなった
英語がまったく出来なかったウチの話に耳を傾け、
いろんなことを教えてくれた職員さんとも再会しました。
彼女の後ろをひっついて回っていたあいだ、
オススメの本を譲ってもらったり、
ドッグトレーニングのクラスでアシスタントさせてくれたり、
(当時の彼女はシェルター所属のドッグトレーナーさんでした)
ノーキルシェルターの仕組みや殺処分ゼロに必要なことから、
適正飼育や社会化、保護動物のリハビリなど実用的なことまで、
ありとあらゆる事を忍耐強く、教えてもらいました。




その後、シェルターが改築のため一旦閉鎖され、
「次は猫や!」と猫レスキューでボランティアを始めたり、
親の介護で日本に長く帰国したりして、
この職員さんとはそれっきりになっていました。
(ちょっと時系列間違っているかも。思い出せない、10年ひと昔)




再会した職員さんはずいぶん偉い立場になっていたし、
ウチがいたのもずっと前の事やから、
「もう覚えてないやろうなぁ」と名乗り出ずにいたんですが、
「10年前にも同じように日本の動物事情を変えたいと
私の助手をしていた日本人ボランティアがいた」
と彼女のほうから10年前のことを話し始めるじゃあないですか!
まさか覚えてもらえてたなんて!!!
当時抱いていた日本の殺処分ゼロへのアツい思いが、
彼女の言葉でよみがえってきました!




記念すべき、3世代スリーショット^-^
4年前にウチの勉強会に参加し、
アメリカまで動物福祉を学びに来たはなちゃんと、
恩師でもあるこの職員さんが同じ部屋にいる光景は、
ウチの10年越しの夢が叶った瞬間でもありました、涙。
今はアメリカ生活も長くなり、
レスキュー活動はもはや日常生活になってしまっていますが、
忘れてはいけないなぁ、初心!! 情熱!!
この喜びを口にすると止まらなくなるので自粛しますが、
シェルターのほかに生体展示販売をしないペットストアや
地域猫のフィーディング活動の見学などをしました。




せっかく日本から来たのやしと言うことで、
ボルチモアやワシントンDC,アナポリスで観光もしました。




さすが獣医学生はなちゃん、何か持ってる!!
こうして内容盛りだくさんの7日間はあっという間に終わりましたが、
はなちゃんがとっても良い子で、
はなちゃんがホームスティしていた委員長もウチも、
今、はなちゃんロスにハマっています。




動物福祉コミッティを委員会に開設してくれたりと、
アメリカから日本の動物福祉に貢献する立役者のお一人です。
ウチもはなちゃんからたくさんの事を学びました。
はなちゃんもこの滞在で、
たくさんのことを吸収してくれていたらいいなと思います。
「日本にノーキルシェルターを作るのが夢」と言うはなちゃんは、
来年から獣医さんになります。
彼女らしい獣医さんになってもらう事が一番の願いですが、
日本の動物福祉を引っ張っていく、期待の星でもあります^-^
来年から忙しくなると思うけど、いつでも帰っておいでや☆
・・・・・
メリーランド神奈川姉妹州委員会・動物福祉コミッティでは今後も
アメリカの動物レスキューに興味のある
麻布大学生のホームスティを受け入れていき、
日本の動物福祉の向上をサポートしたいと思っています。
※メリーランド神奈川姉妹州委員会FB
https://www.facebook.com/pg/mkanimalrescuecommittee/
(詳細や違う写真も観覧できまーす)
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