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2014年12月
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2014年8月下旬
英語版の「犬エネ」本が電子書籍に続き、
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2014年1月31日に 英語の「犬エネ」電子書籍をアメリカで発売しました!

2013年2月に756円で発売を開始しました!

電子書籍。犬との新しいコミュニケーション「犬のエネルギーを読む」


2011年 8月18日
アニマルレスキューラジオがituneでも聞けるようになりました!



9月は動物愛護週間の日☆

闘犬ー動物愛護先進国アメリカの深刻な問題


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・ ・ ・ ・ ・

こんにちはー☆

数回にわたり、
アメリカのシェルターやレスキューなどのレポを
加筆も加え旧ブログから転写してきましたー☆

今日からそんな動物愛護先進国アメリカが抱える、
深刻な動物問題をUPしたいと思います。


今回のブログには衝撃的な写真が含まれます
(もざいくついてます)


・・・・・・・




「動物賭博・闘犬」


アメリカではファイティングドッグを使った
(ピットブル・ロットワイラーなど)
DOG FIGHT(闘犬)が盛んです


もちろん、動物保護法が進んでいるアメリカでは
全米を通じて闘犬は違法



しかし大きなお金が動き、
なおかつ自宅の地下室や倉庫など
手軽に始められるギャンブルとして、
アメリカでは根強い人気があり、


闘犬は屋内で行われるので摘発が難しいそうです。


ドッグファイトとして犬を育てる時、
飼い主は犬を狭いゲージに閉じ込め、
棒やバットでゲージを叩いて犬を脅かしたり、
口をガムテープで巻いたり体をチェーンで固定して自由を奪います。
こうして犬を精神的に追い込み、
一触即発の状態にしておくことで、
試合の時になると瞬時に相手の犬を襲えるようにしておきます



摘発された闘犬の飼育現場。
ゲージの横にはトレーニング用のトレッドミルも



また人間が利用する
トレッドミルやダンベルを用いて
犬に限界を超えたトレーニングを強いるため、
トレーニング中に死んでしまう犬もたくさんいます。


実際に利用されたトレッドミル

闘犬で利用される犬は
勝てばチャンピオン犬や種犬として生かされますが、
チャンピオン犬の試合は人気があり、
必然的に試合の数が多くなって、
体中にけがを負ったり、
歯や顎、耳や尻尾や腕を失っていきます。





そしてチャンピオン犬であっても
なるべくお金をかけずに飼育されるため、
最終的には病気やけがで、
また老いて使い物にならなくなれば、
負けた犬と同じように、
撲殺や焼却と言う無残な殺され方をしてしまいます。




そして運よく闘犬の現場から救出されたとしても、
闘犬の、特にピットブルの運命は悲惨です。



ピットブルは一度刷り込んだしつけや記憶を
すり替えしにくい傾向が強いと言われていて、
一度犬を噛んだ犬はその習慣をリカバリーしにくいと言われています。
また闘犬や番犬として作られたピットブルは
どの犬よりも闘争心(防衛本能)も身体能力、破壊力も強く、
特に顎の力は絶大で、
噛みつくと離れにくい骨格をしているため、
万が一、噛んでしまうと他の犬よりも致命的な傷を負わしてしまい、
時には一撃で相手の命を奪うこともできる力を持っています。

そのような本質から
多くの州でピットブルの第3者への譲渡や
飼育そのものが、
闘犬でなくても法律で認められておらず、
収容された闘犬は攻撃性のあるなしに関わらず、
即刻で殺処分されるケースがほとんどです。



誤解のないように。
ピットブルはきちんと育てれば
とても忠実心&忍耐強く、
他の生き物に対してもROYALで
子供の遊び相手としても最適な犬種です。



結局のところ闘犬として育てられた子には
闘犬として死んでいくか、
シェルターで殺されるかの
どちらかの選択しかないのが現状です。


この子は摘発された闘犬の会場から保護されました。
すごくおとなし子で闘犬よりもベイトドッグ(以下)として利用された様子。
ピットブルの譲渡を禁止している州から
禁止されていないボルチモアのシェルターに移送され、
けがの治療後、新しいお家を見つけました☆



また闘犬の犠牲になるのは
ピットブルなどの
限られた犬種だけではありません。



闘犬試合では、
ファイトドッグを興奮させるために、
Bait dog(ベイトドッグ)と呼ばれる
(Baitは釣りに使う生き餌の意味)
小型犬や猫を獲物としてリングに放り込み、
ファイトドッグ同士がコーフンして
獲物の取り合い=戦うように
利用されています。


去年ウチにいたベイリーも
闘犬の会場から猫と共に救出されたベイトドッグ。
恐怖のトラウマからか
震えが収まるのに2週間以上かかりました。



この小型犬や猫の多くは
一般家庭から盗まれたり、
また最悪の場合は譲渡費用の安い、
シェルターなどから譲渡されると聞きます。

また闘犬になるピっトブルの子犬も
シェルターから譲渡されたり、
個人ブリーダーとの間で売買が盛んです。

そんな訳もあり、
レスキューやシェルターでは
厳しい譲渡条件を設け、
また個人ブリーダーを撲滅するよう、
シェルターからの譲渡を推奨しています


「俺は戦いを選んだが、犬は選ばない」
PETAの闘犬反対ポスター




しかしどれだけレスキューやシェルターが頑張っても、
近年不景気の影響もあり、
以前は闘犬で得られたお金
ギャングやマフィアの資金になることが主でしたが、
最近では生活費目当ての
素人ファイターも増えてきて、
闘犬試合は増加してきています



そして摘発される数だけでも、
年間おおよそ2万頭の犬が
ドッグファイトで命を落としています





ウチが思うに、
動物を使った賭博は、
ウチの出身地高知県にも土佐犬や
またスペインの闘牛etc、
歴史&文化に基づいたものもありますが、
ふるーーーい歴史にあった生贄儀式と同じように、
今後は必要のない行いになるような気がします。

ただ不景気や戦争など、
社会が、人の心がバランスを崩すと、
その不安と同じ大きさの衝撃をもつもの・・・・。
こういう衝撃の強い行為や、
血を流すほど強烈なエネルギーのものを
求める傾向が強くなるような気がします。

動物虐待なんかもね、
これと似たような原理やと思います。


そんな世の中を、人の心を柔らかくするためにも
動物との触れ合いが大事なんやろなーと思います。



実際にアメリカの刑務所の中には
刑務所の中にシェルターを設け
受刑者に犬の世話をさせて
心の更生に成功、
受刑者の再犯率を抑えています


犬のトレーニングにいそしむ受刑者たち☆


闘犬をする人の真髄も
動物を殺して、
死んでいく動物を見て実は傷ついています。
ただ心に受けているその衝撃を
興奮=楽しいと誤認しているんやと思います。


そのことに生きている間に気づくかどうか。
気づくチャンスを与える環境があるかどうか。


動物の生死にかかわる残酷な問題がある時、
同じくらい助けが必要な人の心があります


救いたい動物がいる時ほど、
動物を傷つける人を救わなければいけなくなります。



ウチは動物が好きなので
動物を苦しめる人を受け入れるなんてことは、
すごい難しい挑戦です。

でも動物は人に殺され傷ついても
何度も人を許して信じて生きます。

シェルターやレスキューの動物が生きようとするのは、
人を信じる気持があるからです。

その気持ちを大事に、
そして願わくばウチ自身も、
動物と同じように強く、
信じれない人を許して信じるようになりたいです。


アメリカに居る間に
闘犬問題はもっともっと勉強し、
自分自身の不安や人の恐れに
動物との共生が上手く役立てないか、
考えらればと思います☆

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Author:Dear Paws
ライター&イエーな主婦
米国メリーランド州在住&アニマルレスキュー団体とシェルターの収容動物の保護&一時預かり&しつけ直しやTNR活動など、アメリカの動物福祉を勉強中☆HSUS認定のEMERGENCY ANIMAL SHELTERING TRAINING(災害時動物支援&救援トレーニング)修了(2009年)。米国動物福祉NPO団体「Sunshine Smile」創立(2010年)。メリーランド神奈川県姉妹州委員会動物福祉コミッティ委員長(2013年)。申し訳ありませんが記事や写真の転写&転載はお断りしています。リンクはフリーです☆

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