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2011年 8月18日
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9月は動物愛護週間の日☆

クマでもわかる、避妊と虚勢

アメリカは今日、
「SPAY DAY(スペイ デイ)」と言う、
避妊と去勢手術を推奨する日なので
それにちなんで「避妊と虚勢」のお話です☆
※SPAY DAY?→ 






「避妊&去勢」とは動物に手術をして
赤ちゃんが生まれないようにすること。



アメリカでは「避妊/去勢」手術は
保健所にいる動物を減らす効果があるとして、
犬でも猫でも生後8週間になると、
手術をするのが当たり前になってます



※写真はイメージ、借り物です


”手術は生後半年以降”
の国、日本で育ったウチからしたら、
あまりにも動物の体が小さくて、

えーーー、大丈夫っ

っていつも心配になるんやけど、
獣医さんは手慣れてるし、
手術は全身麻酔で痛くないので、
どの子も大丈夫みたい

ってか大人の動物より回復早い?
ケロッとしてます



シェルターで新しいお家を待つ子はみんな手術済み!

またアニマルレスキューをまったく知らない飼い主さんにも
避妊&去勢は病気(きんたまや子宮の病気)を防いだり、
手術をするとホルモンと言う
大人限定の物質が出なくなり、
動物が非行に走るのを防ぐことができるとして、
日本より浸透しているように思います
(手術をしていないと利用できないペットホテルやドッグランもあります)


日本は避妊/去勢は
「自然に反する」
「人が命をコントロールするなんて」
「血統書つきだから子どもを産ませないともったいない」
「可愛いペットに痛みを与えたくない」
「うちは室内飼育だから大丈夫」


と多くの人がそれぞれの理由で
あまり前向きではないような気がします。


ウチは今までの環境で
「しない」と言う選択がなかったので、
(過去ペットは家族が勝手に手術してたので
そんなものやと思ってた)
改めて避妊/去勢を考えると、
ウチ自身が人工的&人為的なものを
なるべく排除した生活を過ごしてるので、
したくないって気持ちもすごーいわかる


でも生まれてきた赤ちゃんの居場所がなくて、
すぐに殺されてしまうなら・・・。


生まれてたのに殺されてしまうのと
最初から生まれなくするのと、
どっちがいいの?




例えば1匹の猫を未避妊8手術しないで)で
ほったらかしにします。
その猫が子猫を4匹産んで、
そのうち2匹がメスで手術をしてないと、、
1年後には1匹の猫が50匹に増えることになります
(猫は多産で1年に4回妊娠することもできますー)




この計算でいくと7年後には・・・・。





47万頭っ


47万匹って、
東京ドームで嵐が7回コンサートした
お客さんの数とイコール、大嵐です

猫なのに、
ネズミ算式に増えてきます



この47万匹を飼える家があればいいです、
この何倍もの猫の面倒を見れる国土があれば素敵です。

でも実際には土地の面積にも限りがあるし、
エサ代だって、
トイレの掃除だって大変で、とっても無理。


そして生まれるだけ生まれて、
飼いきれなくなった動物はどこへいくのか・・・・・。


シェルター、保健所です


ここは日本の人がよく読んでると思うので
日本を例えにすると、
年間約30万頭の動物が保健所で殺されています

そのうち約20万頭は猫で、
飼い主さんや新しい家が見つからずに
保健所で殺されていきます。
その猫の多くは目の開いてない赤ちゃん猫です
※ニュース読む?→日本の猫殺処分減らない理由


って言うことは、
避妊と虚勢をみんながするようになれば、
約20万頭は殺されなくていい命になります





動物が守られていない今の時点では、
避妊/去勢をしないと言うことは、
動物をゴミ箱に捨てるのと同じ結果になります。



避妊&虚勢はたしかに不自然なことで、
動物に傷をつけることになるけど、
今の社会は人が飼える数より
生まれてくる動物の数が多くて、
行き場のない動物を殺し続けるしかありません


生まれてすぐに殺されるなんて。
殺されるために生まれてくるなんて。



なので生まれる前に
生まれなくしてしまうのが、
避妊/去勢手術なんです。



避妊/去勢はベストの政策なのか?
人間の怠慢じゃないのか?
もともとは人間が悪いくせに!



動物に限らず、命を扱うテーマには
常にが付きまといます。
でも「避妊/去勢」
感情論や、善し悪しで判断する行為ではなく、
理性と必要か必要ないかで判断するテーマです。

そして実際にシェルターで死んでいく動物の多さを知ると、
「避妊/去勢」ってのは、
動物の安全と人の感情が出した苦肉の折衷案で、
今この時代には必要なことやと思います


今、避妊&去勢をしておけば、
将来、殺される動物は減るし、
動物の数がコントロール&把握できるようになれば、
他の動物問題を考える余裕や解決、
必要な時間や設備、人員、資金の確保も出来るように思います。
そうなれば、もっと先の未来ではもしかすると
避妊や虚勢をしなくていいほど、
動物の環境が保護&改善されるかも知れない。



術後しんどそうなペットを見るのは辛いです、
赤ちゃんを産めないことは動物から親になる経験を奪います。
大事なペットの子供を見れないなんて残念です。
神様が動物に与えた生殖機能を私は奪えません。



動物問題を人の感情や習慣、
またはスピリチュアルな法則に当てはめると
きちんとした判断は難しくなります


でも、もし動物が人と同じように考え、
感情を持っていたとして、
子供が生まれたら。
そしてその子供や孫が
いつか保健所で殺処分されると知っていたら、
きっとこう言うと思います。




「私を手術してください。

自分では病院に行けない




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Dear Paws

Author:Dear Paws
ライター&イエーな主婦
米国メリーランド州在住&地元のアニマルレスキューとシェルターで収容動物の保護&一時預かり&しつけ直しのほか、地域猫の取り組みetc。USAアニマル事情を勉強中っちゃ☆HSUS認定のEMERGENCY ANIMAL SHELTERING TRAINING(災害時動物支援&救援トレーニング)修了(2009年)。米国動物福祉NPO団体「Sunshine Smile」創立(2010年)。メリーランド神奈川県姉妹州委員会動物福祉コミッティ委員長(2013年)。申し訳ありませんが記事や写真の転写&転載はお断りしています。リンクはフリーです☆

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