老犬介護。自然死と安楽死
- 2018-07/06 (Fri)
- 老犬介護ダイアリー
自力で排尿が出来なくなってから、
ひなたの老化が日に日に進んでるように感じています。
朝まで出来ていたことが、
数時間後に突然出来なくなったり、
今までになかった症状が出るようになったり、
なにかが突然はじまる毎日です!?


庭で夫に体を流してもらっているひなた
痴呆でせん妄がひどくなり、
昼夜逆転しないよう、
寝させている場所を変えて気分転換させたり、
お散歩やマッサージ、日光浴で
出来るだけ昼間起こすようにしています。
あと脳腫瘍なのか前庭障害かもしれないけど、
体が左、左へ傾くように。
寝る時も左のほうに丸まろうとします。


体にバスタオルを巻いて置いておかないと、
無理矢理にでも体をねじって丸まろうとします。
食事もつい2日前まで普通に食べていたのに、突然いらないと。
口の中が痛いわけではなく、
飲み込む力がなくなってきているそうで
固形物やウェットフードも飲み込めなくなりました。
あんなにムシャムシャ食べていたのに、
今はゆるーいとろみの流動食を作って与えたり、
犬用の栄養ミルクやスイカの絞り汁、ポカリスエットを与えています。


シリンジで口の横から流し込みます.
(中身はスイカジュースです)
毛がふかふかなのでパッと見わからないけど、
食事量が減ってみるみる痩せました。
触るとお尻と腰骨がごつごつと当たります。


床ずれクッションをお古の腹巻で手作りしました。
輪の真ん中に出てきた骨がくるようにして、
ひなたの下に敷いて使います。
骨ばって来てからは2時間ごとに寝返りを打たせたり、
床ずれ防止のクッションを使っていることもあり、
床ずれは今のところ防げている様子です。
でも右の唇が痩せて落ちてくるようになり、
その唇に下の犬歯が突き刺さって穴が開いてしまいました。



痛々しい画像の代わりに、
きんぎょ&そぼろの写真を載せておきます。
ひなたには麻酔は出来ないしと言うことで、
病院で軟膏をもらって塗っています。
今お世話になっている獣医さんは、
日本とアメリカの死生観の違いや、
日本では老いたペットを介護するのは一般的なことを重々理解し、
ひなたの介護をすごくサポートしてもらっていますが、
先日食欲が落ちた時に「そろそろ安楽死も考えて・・・」と言われてしまいました。
獣医さんによるとアメリカでペットの自然死を選ぶ飼い主さんは
10%にも満たないそうです。
アメリカは共働きで時間がないとか、
ペットの医療費がバカ高いとか
あとペットの生活の質が下がったら幸せじゃないとか、
年老いていく様子や死に際を見るのが辛いとか、
様々な理由で安楽死を選ぶ飼い主さんが多いんですよね。
ひなたが寝たきりになって
ストローラーでお散歩に行くようになってから、
近所の犬仲間さんやレスキューの人からも
「もう死なせてあげないとかわいそう!」って言われるようになってきて、
ここ数ヶ月は「あなたってひどい飼い主ね」と言われたことも何度かあり、
ちょっとアメリカで老犬介護は肩身の狭い行為なんやなと思います。
(仲いい友人に言われた訳じゃないんで、ぜんぜん気にならないけど)


夏使用のストローラー。扇風機をつけました。
自然死か安楽死。
どちらがペットにとって最善かは状況で違うし、
ウチもひなたに対して自然死を選んだわけではないんです。
でもひなたは出来ることが少なくなってきたけど、
体のどこにも痛みはないし、
ストローラーに乗るのも楽しみにしているし、
流動食もグビグビ飲むしで、
まだまだ生命力を感じるんですよね、明日を生きるに充分な。


カスタードクリームを作ってやりました。
新たに生きる喜びを見つけた模様。
どーして欲しいのかひなたに聞けたら一番いいのやけど、
言葉を持たず、その判断を飼い主に委ねてくれるのも
犬が教えてくれていること、人生での学びなのかなと思います。
今週のレスキュー予定を終えたら、
レスキューパートナーが3週間ほどフロリダに行ってしまうし、
ひなたも2時間に1度は寝返りと水分補給が必要なので、
8月までレスキュー活動をお休みして、
ひなたとのんびり過ごそうと思います。
その間、夏休みの日記みたいに
ひなたとの毎日をブログに記録していきたいと思ってます。
ひなたの老化が日に日に進んでるように感じています。
朝まで出来ていたことが、
数時間後に突然出来なくなったり、
今までになかった症状が出るようになったり、
なにかが突然はじまる毎日です!?




痴呆でせん妄がひどくなり、
昼夜逆転しないよう、
寝させている場所を変えて気分転換させたり、
お散歩やマッサージ、日光浴で
出来るだけ昼間起こすようにしています。
あと脳腫瘍なのか前庭障害かもしれないけど、
体が左、左へ傾くように。
寝る時も左のほうに丸まろうとします。




無理矢理にでも体をねじって丸まろうとします。
食事もつい2日前まで普通に食べていたのに、突然いらないと。
口の中が痛いわけではなく、
飲み込む力がなくなってきているそうで
固形物やウェットフードも飲み込めなくなりました。
あんなにムシャムシャ食べていたのに、
今はゆるーいとろみの流動食を作って与えたり、
犬用の栄養ミルクやスイカの絞り汁、ポカリスエットを与えています。




(中身はスイカジュースです)
毛がふかふかなのでパッと見わからないけど、
食事量が減ってみるみる痩せました。
触るとお尻と腰骨がごつごつと当たります。




輪の真ん中に出てきた骨がくるようにして、
ひなたの下に敷いて使います。
骨ばって来てからは2時間ごとに寝返りを打たせたり、
床ずれ防止のクッションを使っていることもあり、
床ずれは今のところ防げている様子です。
でも右の唇が痩せて落ちてくるようになり、
その唇に下の犬歯が突き刺さって穴が開いてしまいました。




きんぎょ&そぼろの写真を載せておきます。
ひなたには麻酔は出来ないしと言うことで、
病院で軟膏をもらって塗っています。
今お世話になっている獣医さんは、
日本とアメリカの死生観の違いや、
日本では老いたペットを介護するのは一般的なことを重々理解し、
ひなたの介護をすごくサポートしてもらっていますが、
先日食欲が落ちた時に「そろそろ安楽死も考えて・・・」と言われてしまいました。
獣医さんによるとアメリカでペットの自然死を選ぶ飼い主さんは
10%にも満たないそうです。
アメリカは共働きで時間がないとか、
ペットの医療費がバカ高いとか
あとペットの生活の質が下がったら幸せじゃないとか、
年老いていく様子や死に際を見るのが辛いとか、
様々な理由で安楽死を選ぶ飼い主さんが多いんですよね。
ひなたが寝たきりになって
ストローラーでお散歩に行くようになってから、
近所の犬仲間さんやレスキューの人からも
「もう死なせてあげないとかわいそう!」って言われるようになってきて、
ここ数ヶ月は「あなたってひどい飼い主ね」と言われたことも何度かあり、
ちょっとアメリカで老犬介護は肩身の狭い行為なんやなと思います。
(仲いい友人に言われた訳じゃないんで、ぜんぜん気にならないけど)




自然死か安楽死。
どちらがペットにとって最善かは状況で違うし、
ウチもひなたに対して自然死を選んだわけではないんです。
でもひなたは出来ることが少なくなってきたけど、
体のどこにも痛みはないし、
ストローラーに乗るのも楽しみにしているし、
流動食もグビグビ飲むしで、
まだまだ生命力を感じるんですよね、明日を生きるに充分な。




新たに生きる喜びを見つけた模様。
どーして欲しいのかひなたに聞けたら一番いいのやけど、
言葉を持たず、その判断を飼い主に委ねてくれるのも
犬が教えてくれていること、人生での学びなのかなと思います。
今週のレスキュー予定を終えたら、
レスキューパートナーが3週間ほどフロリダに行ってしまうし、
ひなたも2時間に1度は寝返りと水分補給が必要なので、
8月までレスキュー活動をお休みして、
ひなたとのんびり過ごそうと思います。
その間、夏休みの日記みたいに
ひなたとの毎日をブログに記録していきたいと思ってます。
- 関連記事
-
- アメリカで老犬の介護食 (2018/07/08)
- 老犬介護。自然死と安楽死 (2018/07/06)
- 伏せ寝が出来る老犬用クッション (2018/06/21)
スポンサーサイト
- none
- ジャンル : ペット