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8月のTNR活動報告

 8月のTNR/Feeding(給餌)活動の報告です。

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7月の活動報告でもお伝えしていた通り、
ほかのNPO団体さんと試験的にTNR活動をするお話が進んでいます!

その団体さんは野菜や果物、花の育て方を住人の方に教えたり、
子どもたちに自然に触れる機会を作って情操教育をしていて、

「No Jail Go College(刑務所ではなく大学に行こう)」をスローガンに、
ウチと同じスラム街で活動をされています。

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政府から土地を借りてビニールハウスを作っています

この団体の母体は大きな病院で、
メリーランド州のさまざまなスラム街で農場を展開していて、
中にはヤギや鶏などを飼育している大規模な農場もあるそう。

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解体された家の跡地で野菜作りを子どもたちと

その農場でネズミ捕りをしてくれる猫が必要だということで、
ウチらが捕まえた家猫になれない猫たちを去勢し、
バーンキャットとしてこの団体さんの農場に送ることに。

ただ話を聞いていると、
団体職員の方の多くが猫の扱いを知らないため、

試験的に同じスラムにある農場で始めてみて、
上手くいったらほかの農場にも、
バーンキャットを派遣することになりました!!

そして地元住人の餌やりさんも少しづつ増えてきました!

ちょっと前までご自身でも、
野良猫を捕まえては不妊手術をされていたそうで、
家の前には人馴れした野良ニャン(去勢済)が常駐しています。
毎月フロントラインもしてもらっているそうです^-^
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猫の皮膚病に感染してから活動中は手袋をはめています☆

こうして地元の人とのネットワークを強めて、
虐待や虐殺から猫や犬を守ることを目的にしています。

動物レスキューは犬猫だけが相手ではありません。
やはり人とのつながりやコミュニケーションも大事やと思うので、
ウチは人も好きで、動物と同じように大切やし、
これからも繋がりを広げていければと思います。

そして
ホームスティで来ていたえりちゃんも見学に来てくれました!


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「日本では見ない光景なので正直、驚きました」

と話していたえりちゃん。

さまざまな社会問題に動物レスキューを通じて関われないか、
世の中にはいろんな境遇や価値観や背景のある人がいて、
こっちが無条件に受容していかないと前進しない問題があることを、

体感してもらえたんじゃないかなぁと思います。

あと、様々な理由でフィーディングがむつかしくなった餌場が2か所。

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解体工事が始まって近づけなくなった餌場

ここは作業員の方に「餌をあげていいよ」と許可をもらっていますが、
廃材が多く、猫にも安全じゃないので餌場を近くに移動しました。

新しい餌場は屋根や雨除けのない場所だったので、
フタつきの衣装ケースを給餌スタンドに代用しました。

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穴をあけた衣装ケースの中に餌を入れ雨風をしのぎます。

この衣装ケースは以前、
外猫の
越冬用シェルターにしていたものをリサイクルしました☆

もうひとつの近づけなくなった餌場は、
猫が急激に減少した
気になる餌場

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8月の半ばに餌場の真ん前に車が捨てられ、
いつしか車の中に人が住むようになり、

ちょっとよくわからないので距離を置いています。

たぶん市が車を撤去したら人もいなくなると思うので、
様子を見ながら近くの空き家で餌やりを続けています。

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壁に板を立てかけてその下に餌を置いています

8月の活動はこんな感じですが、
直近の9月の活動では新顔猫を何匹か見かけました。


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この子は人から距離を取りますが、
しぐさから元飼い猫の捨て猫だと思います。


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この黒猫は子猫4匹を従えていました。

実は今週末から研修で1か月ほどアメリカを離れるので、
その間、TNR活動ができません。

猫たちのことがとても気がかりですが、
どうか妊娠だけはしませんように、猫たち頼むよー!!


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プロフィール

Dear Paws

Author:Dear Paws
ライター&イエーな主婦&大学生
米国メリーランド州ボルチモア在住。シェルター(保健所)収容動物の引き取り&スラム街でのTNR(地域猫)活動など、アメリカで犬猫レスキュー活動中☆HSUS認定のEMERGENCY ANIMAL SHELTERING TRAINING(災害時動物支援&救援トレーニング)修了(2009年)。米国動物福祉NPO団体「Sunshine Smile」創立(2010年)。メリーランド神奈川県姉妹州委員会動物福祉コミッティ委員長(2013年)。記事や写真の転写&転載はお断りしています。リンクはフリーです☆

我が家の犬猫たち

ひなた

名:ひなた(犬)女の子.享年15-18歳
シェパード&チャウなどイロイロMIX。
08年、WV州で保護され我が家にやってきた野良ワン。食べる時以外はほとんど座布団化してる究極の寝犬。見た目のわりに気が小さく、生後3か月のフォスター猫にも先住犬のポジションを奪われる。モーレツな肉球臭を発生中! 2018年8月逝去。

きんぎょ

名:きんぎょ(猫)女の子。推定11歳
キジトラ猫.08年11月、地域猫から我が家のネコに。納豆、こんにゃく、海草、蕎麦etc. が好きなベジタリアン猫で、洗面台で洗顔したり、二足立ちや「お座り」と不思議な技を次々と披露。 なかなかの猫格者(人格者)で、フォスター動物が一番信頼する存在。でもフォスター犬に襲われて以来、犬に対して攻撃的な態度を 見せることも。

KAYA

名:KAYA(犬)女の子。享年13歳
ラブ&シェパMIX.13年8月より最長記録で預かっているフォスター犬。飼育放棄で我が家へ来て、20キロ近いダイエットに成功。持病のほかに、人に慣れない、ほかの犬を襲うなど紆余曲折ありましたが、すっかり家族の一員。家族への愛情が誰よりも強い、優しい子。2015年10月、脾臓癌で急逝。

そぼろ

名:SOBORO(猫)女の子。推定5歳
サビ猫.15年09月、甘えん坊ですが反射で強く噛むため、なかなか良縁に恵まれず、地域猫&フォスター猫から我が家のネコに。でもどんな苦境でもシャーしない、ご機嫌ニャンコ。おめめがいつでもキラキラ~☆

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